最も反響があった、世界のグッドアイデアとは?【2021年まとめ】

最も反響があった、世界のグッドアイデアとは?【2021年まとめ】

2021年も残りあとわずか。今回の記事では、IDEAS FOR GOODで2021年1月~11月の間に最も反響があった記事10選をご紹介します。ニュースやコラム、インタビューなど様々な記事が並んでいますので、1年の主要な記事をまとめて読みたい人や、もしかしたら読み逃しがあるかも……という方は是非チェックしてみてください。

それでは、早速ご紹介していきましょう。

2021年最も反響があった、世界のグッドアイデア10選

01.「働かない」が生み出す価値

広島市内にあるパン屋「boulangerie deRien」(ドリアン)を営む田村陽至氏は、営業時間を短縮しながらも売上を保ち、広島市内と岡山県蒜山地区での2拠点生活も始めました。ドリアンは、パンの廃棄ゼロの“捨てないパン屋”として名が知られ、ラインナップは3〜4種類のみ。冷蔵・冷凍保存が可能で、焼き立てよりも数日経った方がパン自体の香りや味を堪能できるといいます。これにより、廃棄ゼロや営業時間短縮を実現させました。

02.知っているようで知らない?「多様性」を改めて考える

昨今いろいろな場所でよく聞かれる「多様性」や「ダイバーシティ」という言葉。そもそも多様性とは?本当に必要なの?そんな問いから、多様性について改めて考えています。
▶︎多様性ってそもそも何?その必要性を考える【ウェルビーイング特集 #21 多様性】

 

03.皮までまるごと活用

イタリアのデザイナーが開発した、じゃがいもの皮からできたフライドポテトのパッケージ「Peel Saver」。じゃがいもの皮はデンプンと繊維を含むため、パッケージの原料に適した素材です。水に浸して柔らかくしてから自然乾燥させることで、皮の中の成分がくっつき、固くなるといいます。完成したパッケージは、100%生分解可能で、使い終わったら、動物の餌や植物の堆肥になるなど、資源循環のサイクルに還ることができます。

04.中国のもてなし文化に大きな変化

中国で食べ残しを禁止する法律「反食品浪費法」が可決されました。過剰な量の食べ残しをした客に対して、飲食店側は食べ残した分の処分費用を請求できるというものです。飲食店に対しても、店員は客が適量を注文するよう促す必要があり、大量に注文させた場合は最大で1万元(約16万円)の罰金となります。また、中国の動画共有サイトで人気の「大食い映像」の配信を禁止し、大食い番組に関わったテレビ局や動画配信業者に対しても最大10万元(約160万円)の罰金を科すとしています。

05.新しい≠良い。価値観をアップデート

日本環境設計は2010年から不要になった服を回収し、原料にまでリサイクル、再び服をつくり販売していく仕組み、BRING™をスタートしました。これまでにTシャツ約1,500万枚分にあたる3,000トンの古着を回収。回収された服は、着られるものと着られないものに分けられ、着られるものはリユースされたり、途上国に寄付されたりします。着られないものは素材ごとに分けてリサイクルします。

06.透明な「木材」

米国・メリーランド大学で研究が進んでいるのは、ガラスの代替素材となり得る「透明な木材」です。一見プラスチックのようにも見えますが、窓やビルの建材としても使用可能だといいます。研究者によると、木材はガラスに比べて熱伝導率が低く、軽くて頑丈なうえに通常のガラスよりも環境に優しいといいます。建物の窓の素材にすれば、より効率的にエアコンの効き具合を調整できるほか、強い直射日光を和らげながら柔らかい自然光を取り入れることも可能です。

07.旅を通して環境を再生

旅を通して環境を積極的に再生していく「再生型観光」がサウジアラビアで「コーラル・ブルーム・プロジェクト」として始まりました。同プロジェクトは島のホテルやゴルフ場、マリンスポーツ場などの観光施設が一体となることで砂浜の自然浸食を最小限に抑え、島の自然環境を強化する修景によってマングローブやサンゴなどの新たな生息地を創出するリゾート地を2030年までに作る計画で、まずは2022年末までに国際空港と初めの4軒のホテルのオープンを予定しています。

08.科学者兼発明家の大学生と考える、脱炭素

世界最小の二酸化炭素吸収マシン「ひやっしー」。内部には二酸化炭素を吸収するアルカリ性の薬品が入っており、空気を採り入れて二酸化炭素だけを吸収して残りの空気を外へ排出するというものです。そして「ひやっしー」が集めた二酸化炭素を使って、エタノールや軽油を作ろうというのが「そらりん計画」。自動車の燃料としてだけではなく、化石燃料に代わるモノの原料として活用を進めるなど、吸収した二酸化炭素を無駄にしない「積極的二酸化炭素固定」で地球温暖化の抑止に取り組んでいます。

09.日本の「靴を脱ぐ」文化から着想

ナイキが開発した「ナイキ ゴー フライイーズ」は、自分でスムーズに靴を履いたり脱いだりできない障がいを持つ人や高齢者、子どもの世話に追われる親などが手を使わずに履ける靴。日本の「靴を脱ぐ」文化から着想を得たというこの製品は、双安定性ヒンジ(ちょうつがい)とミッドソールのテンショナー(張力調整装置)によって簡単に靴を着脱できるだけでなく、安定した履き心地も保つことができる新しいアイテムです。

10.廃棄されたバッグをアップサイクル

東南アジアで展開されるデリバリーサービス「GrabFood」の配達員には、9ヶ月ごとに使い古した配達用バッグを新品と交換することが義務付けられ、これまで大量の配達用バッグが破棄されてきました。その状況を受け、マレーシアの「Neng Kho Razali」はGrabFoodと連携し、使用済み配達用バッグをランドセルや筆箱、マスクなどを入れられる小さなバッグなどにアップサイクルし、孤児院に寄贈する取り組みを始めました。

終わりに

いかがでしたか?IDEAS FOR GOODでは、12月以降も引き続き、読者の皆さんにポジティブな気持ちや新たなアイデアをお届けできるような記事を公開していきますので、どうぞお楽しみに!

※本記事は、ハーチ株式会社が運営するIDEAS FOR GOODからの転載記事です。

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