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アメリカのデザイナーが考案した自宅用風力発電

米国のデザイナー、ジョー・ドウセット氏が生み出した、自宅やオフィスに設置可能な風力発電機「Wind Turbine Wall」。壁に対して垂直に取り付けられるようになっており、設置する場所の広さに応じて、設備の大きさをカスタマイズできる。年間1万キロワットアワーを発電でき、一般家庭の消費電力を十分に賄える。また、発電した電力はバッテリーに蓄電することもでき、使い方によっては発電した電力で収入を得ることも可能だ。

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自動車CMで環境負荷の低い移動手段推奨の義務化政策

フランスでは2022年3月1日に新法が施行され、企業がCO2排出量の多い車をプロモーションするときは、環境にやさしい交通手段の利用を促すメッセージやメッセージ末尾に #SeDéplacerMoinsPolluer(#汚染の少ない移動を) というハッシュタグを付けることが義務化された。この法案はテレビコマーシャルや雑誌などあらゆる媒体が対象で、違反した場合は広告主に50,000ユーロ(約650万円)の罰金が科される。

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横浜の小学生がアップサイクルに挑戦。地域の廃棄物を使った「黒船石けん」

横浜市金沢区の瀬ケ崎小学校5年生の児童たちが地元の企業や団体らと協力して、地元素材や廃棄物を使用した「黒船石けん」を製作した。小柴沖で育ったコンブや汚れを吸着させる炭、廃棄されていた給食のみかんの皮を石けんの素材に使用している。石けんは、黒い見た目と小柴沖にペリー提督が停泊したことから「横浜金澤黒船石けん」と命名され、パッケージには、より廃棄が少なくなるよう箱ではなく紙を用いた。

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カカオ豆の廃棄物から作るスマートビレッジ「カカオ・エコビレッジ」

エクアドルの観光地であり、カカオ農家が働き暮らすマナビ沿岸部ペデルナレスに、カカオ豆の廃棄物を用いて作られるサステナブルなスマートビレッジ「Cacao Eco Village(カカオ・エコビレッジ)」が誕生しようとしている。カカオ・エコビレッジは、すべて地元の自然素材を建材としてサーキュラーエコノミーの基本原則に基づいてデザインされている。チョコレートの製造工場、教育・研究センター、コリビング・コワーキングなどとして活用される予定だ。

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使い捨てマスクがリチウム電池に。医療ごみを減らす研究

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、着用が当たり前になったマスク。そのごみが急増しているのが世界中で問題になっている。そんな中、モスクワ鉄鋼合金製造大学(NUST MISIS)の研究者らは、2022年1月、使用済みのマスクから電池を作る技術を開発したと発表した。彼らが作ったのは、スーパーキャパシタと呼ばれるタイプの電池で、家庭用の照明器具や時計などに使えるという。この電池は、薄くてフレキシブルという特徴を持つ。

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化学肥料に代わるか。微生物ベースのバイオ肥料「Kula-N」

米国のKula Bio社は、大気中の窒素を土壌に固定し、植物が窒素を取り込めるようにする微生物の能力を強化したバイオ肥料「Kula-N」を開発した。通常であれば数日間しか生きられない微生物の生存期間を、数週間にまで延長できる。微生物の生存期間が延長される分、植物により多くの窒素を供給できるようになるという。従来の窒素肥料は水質汚染や大気汚染の一因と言われており、Kula-Nに代替できれば環境負荷を軽減できる。

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環境問題を学べる作品が見放題。無料の映像ストリーミングサービス「Waterbear」

オランダのWaterBear社は、気候変動対策、生物多様性、持続可能性など環境問題に特化した動画だけを配信するストリーミングサービスを提供している。ただ配信するだけでなく、温室効果ガスの排出量削減などに取り組むエッジプラットフォーム「アカマイ」を採用し、配信にかかるエネルギーを削減する。動画の視聴を通して気になった団体や活動があれば、寄付、ボランティア、請願書への署名などを行えるしくみだ。

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街を汚す落書きを、アーティストが上書き。南米ペルーの「芸術的」なPR施策

ペルーのアルコールブランドMike’s Hard Lemonadeは地元アーティストの手を借りながら、街の落書きを「ストリートアート」に上書きする取り組みを行った。単なる上書きだけでなく、同社が発売した新作カクテルの販促キャンペーンの一環で、ストリートアートには同社のロゴも描かれている。落書きが多い地域は犯罪発生率が高くなるというデータもあり、落書きをストリートアートに昇華させる取り組みは犯罪発生率の減少にもつながりそうだ。

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本の代わりに「人」を貸し出す図書館「Human Library Organization」

デンマークのNPO「Human Library Organization」が社会の中で誤解や偏見を受けやすい人々を、図書館の本のように”借りる”ことができる「ヒューマンライブラリー」の取り組みを始めた。「ホームレス」「視聴覚障害者」「若い母親」「イスラム教徒」などの属性を見て、自分が話をしたい相手を選び、30分ほど話す。聞きづらい質問を遠慮なく聞けて、本役の人はできる限りそれに答えるのが基本的なスタンスだ。

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NASA、火星行きのロケットで出るごみの再利用アイデア募集

アメリカ航空宇宙局(NASA)はクラウドソーシングサイト「HeroX」を通じて、火星行きのロケットで出るごみを再利用するアイデアを募集している。NASAがアイデアを募集するごみの種類は一般的なごみ、排泄物、発泡体、宇宙飛行士が吐き出すCO2だ。NASAは、発泡体やCO2から酸素を再生する際に発生する炭化水素を使って推進剤を作ることや、発泡体から3Dプリンターの材料を作るアイデアに関心を持っているという。

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