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砂糖の過剰摂取を防ぐために作られた、サウンドトラック「音の甘味料」

オックスフォード大学の研究者らと北京電通が上海にあるカフェ、XIN CAFEが共同で砂糖の過剰な摂取を予防するためのサウンドトラック「Sonic Sweetener(音の甘味料)」を開発した。特別なメロディーが流れ、脳が刺激されることで人々はより甘味に集中できるようになり、実際よりも甘く感じられるため、砂糖の過剰摂取の予防に効果的ということだ。プロモーションと消費者の健康意識向上というCSRの2つを掛け合わせている。

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フランスに誕生した、世界初の発電する道路

フランス北西部のノルマンディー地方で、世界初となるソーラーパネルでできた道路「Wattway」が開通した。道路は約6.1億円の費用を投じて建設され、約1kmに敷き詰められた2,880枚のソーラーパネルで道路自体が太陽光で発電できる仕組みとなっている。再生可能エネルギーの割合の引き上げに向けて、この道路では耐久性と発電量を計る2年間の実験が行われる予定で、最終的には道路を1,000kmにわたって開通させる目標をフランスは掲げている。

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VRで世界をもっとよくする。HTC VIVEによる「VR For Impact」

ルームスケールのVR世界大手のHTC VIVEは2030年までの国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」の達成を支援し、世界にポジティブな変化を創出するVRコンテンツと技術を推進するプログラム「VR For Impact」を開始すると発表した。HTC VIVEが提供するルームスケールのVRではユーザーが仮想現実空間の中を歩き回ることができるため、より強力なストーリーテリングツールとして機能させることが可能となっている。

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イスラエル発、電気自動車が走りながらワイヤレス充電できる道路

イスラエルのスタートアップ企業、Electroadが走行しながらワイヤレスで電気自動車の充電ができる革新的な道路の開発を進めている。これによって、長距離の運転をする際に必要となる定期的な充電や充電バッテリー自体の重量やコストが解決されるかもしれない。電磁コイルと自動車の底部に設置したコイルとの間に電磁誘導を引き起こす仕組みとなっていて、道路を通じて異なる車両間で電力のシェアも期待されている。

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インドのスタートアップが開発した、環境に優しい「食べられるビニール袋」

新たにインドのスタートアップ企業「EnviGreen」の創業者であるAshwath Hedge氏が、4年の歳月をかけて100%生分解性のオーガニックな「食べられる」プラスチック袋を開発した。一見普通のプラスチック袋だが、バナナや植物油、さとうきび、タピオカ、トウモロコシなど12種類の原材料からできていて、バックだけでも約3ヶ月で自然に分解される。水を使えば1日で、沸騰したお湯であれば数秒で分解することが可能だ。

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カード決済するたびに、その消費のエシカル度が分かるモバイルアプリ

ロサンゼルスに拠点を置くスタートアップ金融機関「Aspiration」は社会や環境に配慮した持続可能な事業運営を行っている企業に対し小額からアプリで投資を行えるサステナブル投資ファンド「Redwood Fund」や、月額利用料やATM手数料が発生しない預金サービス「Summit Account」など、従来の金融機関とは一線を画したユニークなサービスを提供している。ファンドの運用手数料に対してはユーザーが好きなだけ支払う手法を取っている。

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ビル・ゲイツがVRで伝えたい、小さなイノベーションがもたらす大きなインパクト

ビル・ゲイツ氏が制作したアフリカの日常の暮らしを写し出した360度のVR動画「Small Innovations ? Big Impact」は、視聴者にアフリカの人々の日常生活を疑似体験させながら、クイズ形式でその日常に潜む小さなイノベーションと、そのイノベーションがもたらした大きな変化について気づかせる内容となっている。最先端のテクノロジーや知識がなくても、何気ないアイデアやイノベーションが世界を変えるヒントとなっている。

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思いやりが生み出す収益はチャリティーへ。妊婦と席を譲りたい人のマッチングアプリ

イギリスのイノベーションコンサルティング会社10Xが開発したアプリ「Babee on Board」は電車のなかで席を譲ってほしい妊婦と、席を譲ってあげたい人々をマッチングするアプリだ。アプリのアラートボタンが押されると、近くのアプリに自動通知が届いて近くにいる誰かが席を必要としていることを知らせてくれる仕組み。席のリクエストには3.99ポンドがかかるものの、この収益は全てが子供向けのチャリティーへ寄付される。

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NPOが「体験」を売れる場所、Airbnb

世界最大のホームシェアリングプラットフォーム、AirbnbがNPOらに対して新しい「寄付」の形を提案している。現地ならではのローカルな「体験」を望むゲストらと、「体験」を提供できるホストらをつなぐ機能「Trip」の提供を開始した。このラインナップのひとつが「Social Impact Experience(社会貢献体験)」であり、参加費用の寄付はもちろん、活動への理解や体験の共有を通じてホストの取り組みを支援することとなっている。

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ストックホルムの街に現れた、タバコの煙で咳き込む看板

製薬会社のApotek Hjartatが、画期的な看板を開発した。看板の前をタバコを吸った通行人が通りかかると、タバコの煙を感知し、看板に描かれた男性が急に咳き込むというものだ。喫煙者に対してタバコが身体にもたらす害を認識してもらい、禁煙を奨励するための啓発キャンペーンとしてこのプロモーションを企画した。看板はストックホルム市内のなかでも特に喫煙者が通りかかることが多い複数の箇所に戦略的に設置されている。

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