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1年後にジーンズを返すと素材が再利用される「MUD Jeans」

オランダのMUD Jeansは、ジーンズを売らずにレンタルしている。ジーンズを借りるにはまず会費の29ユーロ(約3,700円)を支払い、その後毎月7.5ユーロ(約950円)を支払う。12カ月続けた後、借りている人はジーンズをそのまま自分のモノにするか、新しいジーンズと交換するか、それとも返却するかを選ぶことができる。戻ってきたジーンズは再利用される仕組みになっている。

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10秒動画で人探し?TikTok運営会社が展開「行方不明者捜索アプリ」

アプリ「頭条尋人」では、オンラインフォームから行方不明者の情報や写真を登録して捜索を依頼することができる。同社がこの捜索依頼を確認し、アプリユーザーに通知を送信するという仕組みだ。発見の可能性を高めるために、行方不明者が最後に目撃された場所から10km以内にいるユーザーに送信し、いなくなってから長い時間が経っている場合はより広範囲に通知を送信する。そして情報の周知にはTikTokの動画も活用している。

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世界中に住所を。3つの単語が新しい位置情報になる「what3words」

世界には正式な住所がわからない、住所があてにならない場所もあれば、そもそも住所がまったく存在しない場所もある。イギリスの会社what3wordsはこの課題を克服するため、まったく新しい方法で世界中の位置情報を決める仕組みを考案した。同社は世界全体を57兆個の、3メートル四方の正方形に分割し、それぞれの正方形に「テーブル、ランプ、スプーン」といった異なる3つの単語を割り振った。このシステムなら、「ある住所の中のこの位置」という部分まで伝えられるため、住所がはっきりしている場合にも役立つ。

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雪に強い公共自動運転バスをデザインする良品計画とSensible 4

Sensible 4は厳しい真冬でも自動運転車が走行できるような全天候型の自動運転システムを開発しており、なかでもシャトルバスのように皆で共有できる公共交通機関向けのシステム開発が進められている。今回、このバスの車体デザインを提供したのが、無印良品でおなじみの良品計画だ。少子高齢化が進む地方の課題解決に注目してきた良品計画は、厳しい気候を想定し、地域でシェアできる公共交通機関をターゲットにするSensible 4の考えに共鳴し、今回の提携に至った。

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ブルワリーから出る麦芽粕をアップサイクルした「スーパー小麦粉」

ニューヨークの企業RISE Productsは、ビールを醸造するブルワリーが廃棄する麦芽粕(ばくがかす)を集め、Super Flour(スーパー小麦粉)と呼ばれる穀粉に加工し販売している。Super Flourの用途は通常の小麦粉と似ており、パンケーキやキッシュといった料理に使える。麦芽粕は近隣のブルックリンとクイーンズにあるブルワリーから集め、完成したSuper Flourは地元のレストランやカフェにおろす。地産地消の小規模なビジネスで、地域の活性化に貢献している。

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ADHD、自閉症、うつ病を治療するビデオゲーム

Akili Interactive Labsは、子どもの認知障害やそれに伴う症状を改善することを目的とし、ビデオゲームを使った治療法の開発を進めている。前頭前皮質を活性化させるため、感覚刺激を与えたり運動反応を測定したりするのが特徴だ。すでに申請における主要な試験を終え、後はFDA(米食品医薬品局)に認可されれば、従来の薬と同じように患者に処方することが可能になる。

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カーボンニュートラルに挑戦するパナソニックのスマートシティ「CityNOW」

パナソニックが建設中のスマートシティCityNOW。東京ドーム約34個分の広さを持ち、災害時にも数日間街全体に電力を行き渡らせることのできるソーラーパネルのマイクログリッドや、省力LEDによって構成された街灯、カーボンニュートラルな空間など、これからの時代に必要なサステナブルな特徴を多数兼ね揃えている。

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子どもが子どもに寄付できるプラットフォーム「Daymaker」

子どもが子どもに寄付をするためのプラットフォーム。サイト上に載ったたくさんの困っている子どものウィッシュリストをチェックして、その中から届けたいものを選んで寄付をするだけ。たった数回のクリックだけで、この世界にある多くの不幸を取り除くことができる。ひとつひとつのものが「なぜ」必要なのかという背景が説明してあり、それを読むことで、世界には筆記用具が買えないから学校に行けない子どもがいることや、貧しい家庭で育ち誕生日に誰からもプレゼントをもらったことがない子どもがいることを知ることができる。

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農業とオフィスが共存した高層ビル「World Food Building」

都市農業の世界的なモデルケースとなる高層ビル「World Food Building」は、同社の特許技術を用いて実に年間500トンもの食料を生産できる。また、農作物の生産に使用されるエネルギーの少なくとも50%はオフィスエリアの床下暖房として利用され、オフィスエリアで排出されるCO2は野菜の生産に利用される。この循環型システムにより、伝統的な農業に比べて毎年1000トンものCO2と5000万リットルの水を削減することができる。

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難民キャンプ8万人に向けた世界最大の太陽光発電

ドイツ政府が8万人にも及ぶシリア難民のために、世界最大規模の太陽光発電システムを導入し、その稼働を開始した。これにより、難民キャンプでもようやく扇風機、冷蔵庫、照明に携帯電話の充電などが安定的に行えるようになる。ソーラーパネルを設置することで炭素の排出を減らし、環境にも負荷が最小限に抑えられる。

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