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NYのミレニアルズが集うお酒を“出さない”バー「Getaway」

欧米諸国で見られる傾向で、アメリカに住む21~34歳の3分の2が健康への悪影響を懸念して飲酒量を減らそうとしているという。このような状況のなか、アメリカのブルックリンでは、お酒を出さないバー「Getaway」がにぎわっている。バーはバーテンダーや他の客との社交の場であり、アルコールは二の次としていて、体質的にお酒が飲めない人や、あえてお酒を飲まないライフスタイルを選ぶ「ソバー・キュリアス(Sober Curious)」と呼ばれる人々の需要に応えている。

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製造のCO2排出を60%カットしたコンクリート「UHPFRC」

建設業界が排出するCO2の量は、世界全体のCO2排出量の約40%。その多くはコンクリート製造に起因しており、今では環境と技術を考慮した建造物の維持保全が急務となっている。スイス連邦工科大学ローザンヌ校の研究チームが開発した「超高性能繊維補強コンクリート(以下、UHPFRC)」では、他の繊維補強コンクリートよりも10%軽く、製造工程では従来の繊維補強コンクリートの30%~40%のCO2のみを排出する。

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エコな交通手段で報酬がもらえる「CitiCAP」

ヨーロッパ随一の環境先進都市フィンランドのラフティ市では、専用のアプリを使って登録した市民一人ひとりの移動に関するデータを自動的に計測している。このアプリは、登録者の移動手段、距離、所要時間などからCO2排出量を自動で算出し、シェアカーや自転車などのエコな交通手段で排出量を抑えると、バスの割引券や自転車修理の割引クーポンといったさまざまな報酬を与える仕組みになっている。

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昆虫の避難所になる家具「PLEASE STAND BY」

都市に暮らす昆虫たちを救うための、昆虫が避難したり冬眠したりできる家具コレクション。昆虫に適した環境にこだわり、雨風や急激な天候の変化から昆虫を守るため、表面は天然の接合剤でコーティング。自然界の生き物の巣の形から影響を受け、できるだけ自然なままの風合いを出すように工夫している。また、土粘土を焼かずに造形しており、土に還すことが可能。都市部では昆虫、特に植物の受粉に大きく関わるミツバチ、スズメバチ、チョウの減少が問題になっている。

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フードロスのレスキューアプリ「Too Good To Go」

飲食店やスーパーマーケットで発生してしまった「まだ食べられるのに捨てられてしまう食べ物」を消費者に割安で提供するプラットフォームのアプリ。欧州13カ国で100万人の登録者数を誇り、ヨーロッパで話題となっている。アプリをダウンロードすれば近くのお店が表示され、そこから選んで商品をネット決済で購入する。自分で指定した時間帯にお店に行き、持ち帰りで商品を受け取れる。

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SNSで衣服労働者の環境改善へ「#LowestWageChallenge」

米エシカルブランドABLEとNisoloが、キャンペーン「#LowestWageChallenge」を開始。彼らは消費者に「自分の好きなファッションブランドに最低賃金の公開を要求しよう」と呼び掛けており、消費者はソーシャルメディア上で#LowestWageChallengeをつけて、好きなブランドに「What’s your Lowest Wage?(あなたの生産者の最低賃金はいくらですか?)」と問いかけるというもの。

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Apple、ジェンダーニュートラルな絵文字を使用可能に

日常的な場面で、そして何気なくスマートフォンの絵文字を使う時でも、私たちは男女のどちらかを選択する。自分の性別を男女に限定しない人にとっては、居心地の悪い事態が続いている。そうした日常の中にも多様性を取り込もうという動きが進んでいる。Appleは10月末、iOS13.2のバージョンで、ジェンダーニュートラルな絵文字を含む新しい絵文字を追加した。絵文字の使用において必ずしも必要ではない性別の概念をユーザーに強制することが緩和されるだろう。

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水に浮かぶ都市型牧場「Floating Farm」

都心から程近いところに位置する「Floating Farm(水に浮かぶ牧場)」では、カーボンフットプリントを抑え、家畜の飼育環境を改善する。太陽光エネルギーや雨水の活用、排気を外に出さないようなシステムを採用しており、環境負荷への配慮はもちろんのこと、都心部での持続可能な食糧供給への活路になるだろう。日々教育の場としても利用されており、学生のみならず企業にも施設内の技術や都市型農法を公開している。

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気候変動が進んだ世界を旅するゲーム「The Climate Trail」

「気候難民」としてアメリカ南部の猛暑から逃れるため、アトランタからカナダまでを移動しながら、世界の状況を見ていくシミュレーションゲームだ。空腹や喉の渇き、熱波、竜巻、雷雨などに苦しみながら、安全な場所を求めて旅をする。温暖化や海面上昇、温室効果ガスの排出といった科学の情報もゲーム内で表示されており、学校教材になることを目指しているという。「もし現実にこれが起こったら?」と考える機会を与えてくれるゲームだ。

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上司と部下の掛け合いをサポートする「KAKEAI」

従業員の採用や離職率の低減とパフォーマンスの最大化に対する優先順位が高まっている中、データと科学の力を用いて上司と部下の関係を最適化することに特化したクラウドサービス「KAKEAI」が誕生した。上司と部下の関係によって起こる課題について、科学的なデータ収集とAIを用いた分析に基づくアドバイスをマネジャーに提供する。人種や宗教の違いにも応用できる可能性があり、国外でも期待は大きい。

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