難民の可能性に焦点を当てて活動をしているNPO法人WELgee。WELgeeがパリとベルリンで視察したのは、難民とともに新たに挑戦する11の団体。たとえばフランスで難民が自ら養蜂家になるための研修を行う団体Esperoは、難民危機とフランスでの蜂の数の減少という2つの社会課題に注目し、難民とともに養蜂業をスタートした。WELgeeによれば、単なる難民問題の解決だけでなく、価値創造の領域に踏み込むのが特徴だという。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。