スタンフォ―ド大学は、電気を使わずに過剰熱を宇宙へ送って水を冷却するシステムを発表。特別なパネルを開発し、パネル下に水を循環させ、建物の屋上に設置して実験を行ったところ、太陽光を97%反射しながら、表面熱を宇宙に放出し、3日間で水を3~5度冷却することに成功した。現在、スタンフォード大学の教授らが立ち上げたSkyCool Systemは、このパネルを従来のエアコンや冷蔵庫と統合させた場合に、どれだけエネルギーを節約できるかを測定中である。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。