自動運転車が歩行者にコミュニケーションを取れないかというアイデアを基に生まれたのが、スウェーデンで開発された「歩行者に向かって微笑む自動運転車」だ。この自動運転車は、搭載したセンサーが歩行者の存在を前方に感知すると、ブレーキをかけて歩行者に対して前方のディスプレイで微笑みかける。その笑顔を見た歩行者は、安心して横断歩道を渡ることができるものだ。歩行者が安心して道路を横切れるようになるためには、機械と人との意思疎通が不可欠だ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。