マレーシア・プトラ大学のプロジェクトチームが、パイナップルのヘタを原材料にドローン部品を開発。目的は、マレーシアのフールランガット地区の農家の収入を安定させ、農産業の全体を活性化させることだ。パイナップルのヘタは、ドローンのバッテリーやプロペラを固定する胴体の部分に使われる。合成繊維を使ったドローンに比べて、強度があり、軽く、廃棄も容易だという。廃棄物であるヘタを使用するため、材料が安価に調達できることも魅力だ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。