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車を「停めない」ことで報酬がもらえるドイツの駐車場

ドイツ・ミュンヘンで進行中なのが、目的地から遠く離れた駐車スペースや、人の使用率が低い駐車スペースを使う場合に駐車料金が安くなったり、デジタル通貨が付与されたりする都市実験だ。人々に対して公共交通機関の利用を促し、車による渋滞や大気汚染を解消する狙いがある。今回の実験により、ミュンヘンだけで自動車の使用量が10%削減されると仮定し、市内では年間3万4,000トンのCO2排出量削減が予測される。

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食品ロスを減らす、触ってわかる鮮度指標ラベル「mimica touch」

英国のスタートアップ企業mimicaが、触れることで“本当の”食品の賞味期限を判断できる鮮度指標ラベル「mimica touch」を開発した。ラベルの内側にはゼラチン状態のジェルが入っており、食品が腐敗するのと同じ速度でジェルが分離する。腐敗にあわせてラベルが凸凹になるため、ラベルが滑らかであれば、まだ食品は新鮮であることを示す。賞味期限が過ぎたからといって廃棄されている食品ロスを減らす可能性を秘めている。

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海洋ごみを服の素材にするエコアルフのサーキュラーファッション

スペイン発のサステナブルファッションブランド「エコアルフ」。「地球環境を無視した自然資源の活用をしない」ことをビジョンに掲げており、日本にも展開が進んでいる。ペットボトルや漁網、タイヤ、コーヒーかす、リサイクルコットン、オーガニックコットンなど、再生素材や環境負荷が低い素材を使用しながらも、消費者が長期間着られるような、丈夫で飽きのこないデザインの服を追求。サステナビリティとファッション性の両立を図っている。

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「泥」でできた障がい者と女性のための施設「Anandaloy」

バングラデシュ北部の村・ルドラプールに障がい者と織物の生産を行う村の女性たちのための施設・アナンダロイがつくられた。建物の大部分の原料である竹と泥は、障がい者を含む村出身の労働者などから提供された。障がい者が抱えるトラウマの治療や彼ら自身が学ぶ場として用いられるほか、村の女性の就労支援も行われる。泥は「貧しさ」の象徴といわれるが、泥の特性を活かした曲線のあるつくりにし、一人ひとりがユニークな存在であるというメッセージが込められている。

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廃棄野菜からできるサステナブルなクラフトビール 「FULL MOON RABBIT」

新型コロウイルス感染拡大の影響により通常の供給ルートが止まってしまい、出荷予定だった農作物が行き場を無くす問題が起きている。そこで、日本国内のブルワリー「JUNGLE BREWERY」は廃棄予定だった北海道産の小豆を使ったクラフトビール「FULL MOON RABBIT」を発売した。ビール75リットルに対し、廃棄予定の小豆を5kg使用。お月見を表現した濃厚な麦芽の香りがするさわやかな甘みのビールだという。

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衣服の値段ではなく、本当の環境コストが書かれたレシート

スウェーデンのアパレルブランドAsketが、商品に特殊なレシートをつけるキャンペーン「The Impact Receipt」を始めた。レシートに書かれているのは、購入したアイテムの「原料生産、素材製造、製品製造、仕上げ、輸送」の各工程のCO2インパクト、水、エネルギーの内訳。アパレル業界は大きな環境負荷を生んでいる産業であり、業界の課題に目を向けると同時に、商品を手に取った人に対して「責任ある買い物」について考えてもらうのが狙いだ。

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ブロックチェーンを使って利益の80%をカカオ農家に還元する「Right Origins」

ブロックチェーン・エンジニアAkash Mathew氏が立ち上げた財団「Right Origins」は、財団を通じて、農家の協同組合がチョコレートブランドを共同所有するしくみになっている。チョコレートを販売することで得られる利益の80%を生産者であるカカオ農家に還元し、農協や農家自身がチョコレートブランドを持つことを目指す。データの管理にはブロックチェーンを活用することで、サプライチェーンの透明性も担保している。

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固定観念にとらわれないウェルネスを実現するショーツ

女性にまつわる社会課題に対して活動を展開する江連氏が、女性のウェルネスに寄り添う「”おかえり”ショーツ」を開発。足のつけ根やデリケートゾーンを締め付けないデザインを採用し、素材は伸縮性のある天竺ニットを使用。女性のショーツはデリケートゾーンを圧迫する形状で、黒ずみや生理中のムレ、肌荒れ、締め付けに悩む女性も多い。しかし、悩みを抱えながらもショーツに対する固定観念から自分の身体の声を無視する現状に課題意識を持ち、開発に着手した。

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NASA宇宙飛行士による米大統領選「地球外投票」

NASAは2020年9月末に、宇宙飛行士が「地球外から投票する方法」をサイトで公開。宇宙飛行士は、ロケット打ち上げ前に連邦郵便はがき申請書で郵便投票(不在者投票)用紙を要請し、宇宙ステーションのコンピューターから投票できる。米国では、投票率が低下傾向にあることが課題となっており、約数か月、地球を離れることになる宇宙飛行士が投票する姿を示すことで、人々に選挙への参加を呼びかけている。

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在宅勤務をウェルビーイングにする「バーチャル通勤時間」の導入

リモートワーカーのウェルビーイングを高めるべく、Microsoft Teamsの新機能に「バーチャル通勤時間」が追加された。スタッフは就業開始時にTeams上で「通勤」をスケジュールし、その時間帯は散歩やコーヒーを飲んで1日の計画を立て、仕事に向けて気分を整える。仕事を終える時も、1日の調子を振り返ったり、瞑想をしたりして、徐々に仕事から自分を切り離す。新機能追加により、在宅勤務の拡大や生産性の維持に貢献することが期待される。

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