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残糸・残布をアップサイクルするプロジェクト「RYE TENDER」

株式会社インターソナーが展開する「RYE TENDER」は、生産過程で廃棄されるはずだった残糸・残布などの「余り原料」に命を吹き込み、衣服として生まれ変わらせるプロジェクトだ。今シーズンのコレクションはすべて中国の工場の残糸を使用した。同工場で働く人に趣旨を説明して理解してもらうことで、気持ちに一体感が生まれた。思いのこもった製品を消費者の手元に届けることで、モノを大切にする循環が少しでも広がっていくことが同プロジェクトの願いだ。

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エシカルな都市生活をサポートする。マップ型ポータルアプリ「slowz」

都市でのサステナブルな暮らしを応援するマップ型アプリ「slowz」。ジャンルごとに地域のサステナブルな店舗を検索できる機能、各店舗の営業時間やサステナブルなポイントをまとめた情報閲覧機能、そして検索した店舗の情報を保存できる機能が備えられている。「自分の日々の取り組みが社会に良い影響を与えている」という事実を目に見える形にし、人々のモチベーションを維持することがサービスの目的の一つだという。

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再生プラからレンガを開発。ケニアのスタートアップ「Gjenge Makers」

ケニアのスタートアップ「Gjenge Makers」がプラスチックごみを再利用して製造するレンガを開発した。廃棄されたプラスチックと砂を原料とする本製品は、通常のコンクリートの5倍から7倍の耐久性を誇る。原料にはセメントや添加物すらも必要とせず、包装工場やリサイクル業者から調達して製造されたプラスチックを使っているため販売価格を下げることができる。ユーザーである住宅の所有者や学校まで含めた「三方よし」が実現されている。

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イケアが店舗の一区画にオープンした、家具に第二の人生を与える「Circular Hub」

イケア・ジャパン株式会社は、家具に第二の人生を与え、顧客にサステナブルな暮らしのアイデアを届けるスペース「Circular Hub(サーキュラーハブ)」を日本で初めてIKEA港北にオープンした。2021年夏までに、全国の他8店舗(仙台・新三郷・立川・Tokyo-Bay・長久手・鶴浜・神戸・福岡新宮)でも順次展開する。家具の組み立てを見学できるコーナーや、商品のメンテナンス方法などに関するワークショップを設けている。

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ディスレクシアの人の視点を疑似体験する「とにかく読みづらいサイト」

日常的に「ディスレクシア(失読症・読み書き障害)」と共に生きる人の気持ちをより多くの人に知ってもらうためのサイト。この啓発サイトではディスレクシアの基本的な情報を学ぶと同時に、エフェクトによってディスレクシアの人の視点を疑似体験できる。読みにくいバージョンと文字が正しく並んでいる読みやすいバージョンがあるため、見比べてみるといかにディスレクシアを抱える人が読みづらい世界で生きているか、知ることができる。

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気候変動とパンデミックに立ち向かう、「自給自足できる」中国雄安新区の街づくり

中国政府は現在開発中の雄安新区を、将来的な感染症のリスクと環境への影響を配慮したグリーンで「自給自足できる街」にしていくことを発表した。街には家庭菜園や農作物の温室が設置され、菜食ベースの食事であれば40%の食料需要に対応できる見込みだ。そのほか、コワーキングスペースやプライベートなアウトドアスペースとして利用できるテラスが建物内に設置される。また、街の建物は通常の建物よりもエネルギー使用率を8割削減できるなど、環境にも配慮している。

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災害に備えるきっかけを。大事な人に贈る「防災ギフト」

ギフト商品の企画・販売を手がけるソウ・エクスペリエンス株式会社が、自宅避難準備のきっかけを贈る「体験して備える防災ギフト」を発売した。自宅での避難生活について書かれたブックと、4つの防災グッズの中から一つ取り寄せることのできるチケットのセットだ。ギフトブックには、自宅での防災の方法について「暗闇体験」「非常食ランチ」「自宅で水探し」「非常用トイレ」「発電&チャージ」の5つの観点から、備えのコツを綴っている。

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不要なものの価値を伝える、旅するダンボールアーティスト

ダンボールをこよなく愛する島津さん。ダンボールアーティストとして世界30か国を巡り、街角に捨てられているダンボールを拾い集めては、デザイン性と機能性を兼ね備えた「ダンボール財布」に生まれ変わらせてきた。また、ダンボール財布作りのワークショップも開催しており、ナイキなど企業とコラボしたワークショップも行ってきた。今後は「ワークショップなどを中心に、個人の意識を変えていくような活動を主体としたい」と話す。

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日本もパートナー締結。アパレル雑貨の売り上げで国立公園を保全する「Parks Project」

米国で立ち上がった「Parks Project」は、米国の国立公園をイメージしたデザインのパーカーやTシャツなどを販売し、その売上金の一部を国立公園の植林などの自然維持や国立公園の運営のために寄付している。そのほか、環境保全を目的としたボランティア活動などのプロジェクトも行っている。同社が取り組む課題は、生息地の復元と訪問者増加による公園への負荷、野生生物の保護と若者の教育だ。2020年、同社は日本においても活動を開始した。

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冷凍保存でフードロスを解決するベーカリー「Tenderbuns 」

サンドイッチ店を営んでいた山下氏は、営業が終わると売れ残ってしまうパンをなくそうと、パンを冷凍保存できる方法を開発し、冷凍保存技術に関する特許を取得。そして特許技術の事業化を手掛けるIP SHOWCASE代表の納氏のプロデュースで、2020年に「Tenderbuns」というリベイク専門ブランドを立ち上げた。初の商品は「T.B.チーズバーガー」。約10ヶ月保存できる上、電子レンジで温めるだけでおいしく食べることができるという。

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