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壁よりも橋を築こう。手仕事でパレスチナと日本をつなぐ「架け箸」

「パレスチナについて、ポジティブなイメージもあることを知ってほしい」その想いから、団体「架け箸」はパレスチナの特産品であるオリーブの木を使ったお箸と伝統の刺繍製品づくりに取り組む。箸づくりに取り組む理由は、日本文化との接点を作りたかったからだ。オリーブの実やオイルはパレスチナの特産品として用いられてきたが、従来あまり使われてこなかったオリーブの枝を原料に使用することで廃棄物の削減につながる。

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廃棄建材を、一点もののアクセサリーに。アップサイクルブランド「KiNaKo」

アップサイクルのアクセサリーブランド「KiNaKo」。建築物をつくるときに出る建築資材の端材や、取り壊すときに出る廃材を、一点もののピアスやリングに生まれ変わらせる。独特で魅力的なデザインから人を惹きつけている。長年住んだ愛着のある家、思い出のたくさんつまった空間などを建物として残せない場合などに、そのカケラをアクセサリーにして身につけることで記憶や思いを受け継ぐことができる。

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ガラスの代わりになる。米国で研究が進む「透明な木材」

米国・メリーランド大学で研究が進んでいるのは、ガラスの代替素材となり得る「透明な木材」だ。一見プラスチックのようにも見えるが、窓やビルの建材としても使用可能だという。研究者によると、木材はガラスに比べて熱伝導率が低く、軽くて頑丈なうえに通常のガラスよりも環境に優しい。建物の窓の素材にすれば、より効率的にエアコンの効き具合を調整できるほか、強い直射日光を和らげながら柔らかい自然光を取り入れることも可能だ。

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食品ロスを減らす、腐った牛乳の香水「Old Milk」

スウェーデンのスーパーチェーンであるCoopは、「賞味期限を過ぎたから」という理由で食品を廃棄する人が少しでも減るよう、「腐った牛乳の匂いのする香水」を開発した。香りはプロの調香師によって調合され、腐った牛乳の酸っぱい匂いが忠実に再現されているという。香水が開発された背景には、「楽しく、記憶に残る方法で、人々に『食品の匂いを嗅ぐ』行為を習慣づけてほしい」という思いが込められている。

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「アフリカへ帰れ」黒人系へのヘイト投稿を逆手に取った観光PR

SNS上で「アフリカへ帰れ」を意味するハッシュタグ #gobacktoafricaが一部でたびたび使われている。そんなヘイト投稿のハッシュタグを逆手に取り、旅行やライフスタイルを扱うBlack & Abroadという会社が「アフリカへ帰ろう」というポジティブなメッセージに変えた観光キャンペーンを行った。SNS上で#gobacktoafricaのハッシュタグをジャックし、アフリカの美しい風景を投稿するタグに転換した。

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男性による男性のメンタルヘルス向上のための花束ラインナップ「Broquet」

オーストラリアの花屋「Fig & Bloom」は、人々のメンタルヘルス向上を目的に活動する慈善団体Gotcha4lifeと提携し、男性のための花束ラインナップ「Broquet」コレクションを打ち出した。「男性が男性の友人に花束を送ること」を促進する狙いがある。ウルル(エアーズロック)など、オーストラリアの雄大な自然をモチーフにした花束は全3種類で、どれも落ち着いた色彩の上品なデザインだ。

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聖心女子大学で始まった、学食の食品ロス削減プロジェクト

聖心女子大学の学生団体「Earth in Mind」が学食の食品ロスゼロに挑戦している。調理後の食品ロスで一番多いお米を減らすべく、食堂で出していた実物の料理のサンプルをモニターに変更した。また、注文方法を変更し、配膳時に学食スタッフとのコミュニケーションを積極的にとり、事前に配膳の量を調整してもらうよう呼びかけを行った。調理中の食品ロスに関してはコンポストを導入する予定だという。

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食品ロスを激減させる福山市のビジネスホテルレストラン「モンローズ」

広島県福山市のビジネスホテルの朝食レストラン「cafe rest montrose」。モンローズが取り扱う野菜は、7割以上が地元の農家から直接調達したもので、残りの3割の野菜もすべて国産。規格外野菜が中心だ。フルバイキングから配膳式に転換し、食べ残しが大幅に減ったという。市内の中学校と連携をして、食育という観点から地産地消や食品ロス、コンポストなどについて子どもたちが自主的に学ぶ個別探究学習のプログラムも始めた。

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食べ残し・糞尿が列車を動かす英プロジェクト「Bio Ultra」

イギリスのバーミンガムで、人々の食べ残した生ごみ、ヘドロ、動物の糞尿などを燃料にして列車を走らせる「Bio Ultra」プロジェクトが進行中だ。採算が取りづらい支線を中心に、環境に優しくかつコストパフォーマンスの良い新たな鉄道で繋げる。最大時速は80キロメートル。敷設コストは地下鉄に比べると20%、地上車両と比べても50%削減できる。定員は最大約120人を想定している。

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工場で回収したCO2を香水の原料にする米化粧品大手コティ

米国の大手化粧品メーカー「コティ」は香水を製造する際の環境への負荷を減らすため、工場で排出されたCO2を回収してエタノールを生成し、製品に使うことを発表した。この方法であれば工場のCO2排出量を減らすことができ、香水の製造に必要な水や土地も少なくて済むため、環境保全に大きく貢献する。同社は2023年までに、フレグランス製品の大半に、CO2を回収してできたエタノールを使うことを目指すという。

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