アーカイブ: Listings

Description.

カナダの医者が処方する「自然のなかで過ごす時間」

カナダでは医者が「Park Prescriptions」という処方箋として、自然の中で過ごす時間を患者に正式に処方できるようになった。研究によると、自然と接することでストレス軽減やうつ病防止、病気リスクの低減が期待できるほか、記憶力や創造性、集中力の増大も見込めるという。患者はPaRxのサービスプラットフォーム上で登録し、健康状態に合った自然処方のアドバイスを受けたり、自然の中で過ごした時間を記録したりできる。

Read More

世界初、3Dプリンターでつくる「ネット・ゼロ」の住宅コミュニティ

使用するエネルギーを自ら生産することで、年間の一次エネルギー使用量を収支ゼロにする「ネット・ゼロ」の住宅を3Dプリンターで建設するプロジェクトが、米国カリフォルニアで進められている。約2万平方キロメートルほどの広さに15軒が建築中で、できあがった住宅のエネルギーはすべて太陽光でまかなわれる。家主が希望すれば、テスラ社の蓄電池も設置でき、さらに電力効率を高めることができる。3Dプリンターでの建設により、廃棄物を大幅に削減できる。

Read More

ストリートからストリートへ。ガムのかみかすをスケートボードの車輪にアップサイクル

フランスの学生が街で回収したガムのかみかすからスケートボードの車輪を作るという、サステナブルな取り組み方を考案した。街に「ガムボード」と呼ばれるボードを設置し、ここにガムのかみかすをくっつけるよう呼びかけてかみかすを集める。人々が率先してくっつけたくなるように、参加した人の中から抽選で車輪の割引券が当たるという仕組みを取り入れている。ガムボードは毎週回収され、工場で車輪が作られる計画だ。

Read More

廃棄ゴムとプラスチックボトルでできたローファー

海洋の環境保全に取り組むスペイン発のファッションブランド・エコアルフと、タイヤ製造大手・ミシュランがタッグを組み、海洋に漂う廃棄プラスチックボトルとタイヤ製造の過程で出る廃棄予定のゴムで出来たローファーを開発した。このローファーの靴底を除くニット生地で出来た部分は、ポリエステル30%と海底から集めたプラスチックボトルから出来た素材「海の糸」70%で構成されている。ローファーの色は全4色で、性別を問わず履けるデザインだ。

Read More

「毎日の行動をサステナブルに変える」スターバックスのゲーミフィケーション

米スターバックスが、消費者の行動をサステナブルに変容させるため、期間限定で会員向けのゲーム「Starbucks Earth Month Game」を公開した。そのゲームの中の1つ「Choice & Chance」は、同店舗で使い捨てプラスチックストローを断るなど特定のアクションを行うことで報酬を得られる。報酬は250万点以上用意され、植物性ミルク1年分や電動自転車の獲得券、ドリンクやフードの50%割引などだ。

Read More

起業家を応援するカンボジアのハンドメイドショップ「N’s BASE」

カンボジアの素材を活かしたハンドメイド商品を販売するオンラインショップ「N’s BASE」。very50とSALASUSUによって共同運営される。通常、マーケットの競争が激しく賃料が高いシェムリアップでの出店は、立ち上げ段階の起業家にとっては難易度が高い。そこで、N’s BASEでは、ソーシャルビジネスにチャレンジしたい起業家たちに対して販売場所を提供することで、彼らがビジネスを軌道に乗せるための支援をしている。

Read More

フランスが全面禁止する「電車で2時間半以内で行ける国内線空路」

フランスでは2021年4月10日、環境負荷を下げるため、電車で2時間半以内で行ける短距離区間の航空路線の運航を禁止する法案が国民議会(下院)を通過した。法案が下院を通過した現時点で、すでに「パリ〜ボルドー間」「パリ〜リヨン間」などの5区間が一時停止されており、上院を通過すると正式に廃止される。今回の法案は、炭素排出量の削減を目指す「気候変動法案」の一部だという。

Read More

暗号資産業界の脱炭素化を目指すイニシアチブ「Crypto Climate Accord」

暗号資産業界の脱炭素化を目指すイニシアチブ「Crypto Climate Accord(暗号資産気候協定)」が発足した。暗号資産の需要が高まりに伴うエネルギー消費の問題が背景にある。暗号資産の取引の承認作業である「マイニング(採掘)」には、大量の電力を消費し、たとえば中国では石炭による火力発電を用いられてきたという。パリ協定の理念に基づき、暗号資産と金融業界が協力することで、グローバル金融の持続可能な未来の構築を目指す。

Read More

ナイキ、返品された靴に与える第二の人生「Nike Refurbished」

世界的なスポーツウェアブランドのナイキは、シューズに「第二の人生」を与えることで製品の寿命を延ばす新たな取り組みを発表した。「Nike Refurbished」と呼ばれる本プログラムでは、米国内にある15の店舗で、購入から60日以内に返品されたシューズの再販売を始める。返品されたシューズは、痛みや摩擦、汚れの度合いを3段階に分け、そのレベルよって割引価格で新たな顧客に販売される。

Read More

廃プラスチックをアップサイクルした「木のデッキ」

米国のプラスチックのリサイクル会社であるTrexは、廃棄プラスチックから住宅の壁や床に使用するウッドデッキを作っている。素材の95%が廃棄予定のおがくずと廃棄プラスチックなどのリサイクル素材だ。木材のデッキには耐久性や腐敗のリスクがあるが、Trezのデッキはひび割れや、カビ、シロアリなどの心配がなく、石鹸や水で洗うこともできるうえ、郵送の際に包む必要もない。

Read More