暗号資産業界の脱炭素化を目指すイニシアチブ「Crypto Climate Accord(暗号資産気候協定)」が発足した。暗号資産の需要が高まりに伴うエネルギー消費の問題が背景にある。暗号資産の取引の承認作業である「マイニング(採掘)」には、大量の電力を消費し、たとえば中国では石炭による火力発電を用いられてきたという。パリ協定の理念に基づき、暗号資産と金融業界が協力することで、グローバル金融の持続可能な未来の構築を目指す。