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貧困に苦しむ住民と、観光客を結び付けるイランの土と砂の家「Majara」

イランのホルムズ島の海岸付近に、ドーム型のカラフルな住宅施設Majaraが建てられた。半分以上のドームが住宅で、他にレストラン、カフェ、サロン、手芸品店、観光案内所、浄水施設などの機能を併せ持つ。土や砂を突き固めてドームを作る建築技術「SuperAdobe」と呼ばれる技術が用いられた。魅力的な建築の力で複合施設としての価値を生むと同時に、この地域の貧困問題を世界に発信することで、観光客や投資家を呼ぶという。

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コロナ禍で地域経済の活性化を目指す、チェコのデジタル通貨「Corrent」

チェコ・キヨフでは、支給するお金を消費に回し、コロナ禍で打撃を受けた地域経済を活性化させることを目的としたデジタル通貨「Corrent」(1Corrent約5円)を発行するプロジェクトを1ヶ月実施した。同プロジェクトでは、申し込みを行った最大2000人のキヨフ市民が、それぞれ400 Correntを受け取れる。受け取った市民はヘアサロンや靴屋などで支払う際、金額の半分を自分で負担し、半分をCorrentで支払える仕組み。

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一着を長く大切に着られる「つけ襟」

アパレルブランドLtokyoのディレクターでインフルエンサー、ぷるこさんはつけ襟を製作した。新しく服を買わなくてもつけ襟を手持ちのアイテムに合わせることで新鮮さを生み出し、一着を長く着られるようにするためだ。つけ襟の生地は、使用済みペットボトルや繊維くずだ。また、ノベルティポーチもつけ襟製作時の端材や売れ残ったリボンを使用するなど、循環型のものづくりを行う。

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回収した服を原料レベルまで分解する「BRING」

日本環境設計は2010年から不要になった服を回収し、原料にまでリサイクル、再び服をつくり販売していく仕組み、BRING™をスタートした。これまでにTシャツ約1,500万枚分にあたる3,000トンの古着を回収。回収された服は、着られるものと着られないものに分けられ、着られるものはリユースされたり、途上国に寄付されたりする。着られないものは素材ごとに分けてリサイクルする。

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余った果物の皮でできた生分解可能なバッグ「Sonnet155」

ドイツの芸術大学の学生が、廃棄予定の果物の皮を使って開発した半透明でカラフルなバッグ「Sonnet155」。製作者の地元のジュース工場で余った果物の皮と、同じく地元の繊維工場で余った短いセルロース系繊維から作られている。革のような手触りで、作りたてのバッグはジャムやグミのような香りがするという。使っていくうちに分解されていき、最終的には土や水の中で完全に分解される。使い終わったら植物の肥料にしたり、同じ製品にリサイクルしたりできる。

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“メイド・イン・わたしたち”。岡山生まれの回収デニムプロジェクト「FUKKOKU」

デニムブランドやホテルを展開する「ITONAMI」が回収デニムプロジェクト「FUKKOKU」を始めた。デニム製品を回収し、粉砕して綿状に反毛することで糸を作り、生地を織り上げる。プロジェクトの背景には、アパレル業界における課題への問題意識がある。同プロジェクトでは、個人から1000本のデニム製品を回収し、その半数はITONAMIで商品化、残りの半数は回収拠点の飲食店やブランドとともに新たな製品作りに使用する予定だ。

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国内の循環を生む。スターバックス、日本国内の店舗で使う電力を100%再エネ

スターバックスが日本国内の店舗で使用する電力を100%再生可能エネルギーに切り替えることを発表。電力の供給先の選定においても、地域の電力を周辺地域の店舗で循環し、地域貢献することを意識している。たとえば京都二寧坂ヤサカ茶屋店は、大阪府高槻市にある第六中学校太陽光発電所から電力を購入。この電力料金は、学校施設の改修にあてられるほか、環境基金にも積み立てられ環境教育や新エネルギーの普及促進等に活用される。

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コロナ禍のウェルビーイングな働き方。スウェーデンの習慣「小さな土曜日」

スウェーデンの文化である「lillördag(小さな土曜日)」。水曜日の夜に行われる慣習で、“土曜日のようにリラックスして”疲れを癒すことが目的。仕事から切り離されていれば時間の使い方は完全に自由で、それぞれが週の真ん中で思い思いの時間を過ごす。ソダーランド氏は小さな土曜日をコンセプトにしたポッドキャスト「Lillelördag」を毎週水曜日に配信しており、スウェーデンのポッドキャストランキングで上位50位に入るほどの人気だという。

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古い自転車が、街の便利な移動手段に変身。フランス生まれの電動タイヤ「Teebike」

仏パリ市内の使われなくなった古い自転車を回収し、電動自転車に変えることのできるTeebikeの電動タイヤ。電動モーターによって回転する仕組みで、どんな自転車にも前輪として簡単に装備することができる。タイヤのモーターにはBluetoothが付いており、ユーザーはスマホからの操作で3段階のスピード調整が可能だ。最速25km/hで走行することができ、エンジンを切れば普通の自転車として使うこともできる。

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土に還るおむつでリジェネラティブなビジネスを実現する「DYCLE」

麻を原料にして製造された、堆肥化可能なおむつ「DYCLE」。乳児の便が付着したおむつを回収バケツに投入し、発酵させる。そこに微生物の入った炭の粉を一緒に混ぜ、嫌気性発酵を促進させると同時に消臭する。バケツが満杯になったらコンポスト会社に運ばれ、そこでコンポストが行われ、1年後には上質な堆肥になる。大量にできた堆肥は、有機農家などに運ばれ、果物やナッツの木を植える際に使われる。

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