麻を原料にして製造された、堆肥化可能なおむつ「DYCLE」。乳児の便が付着したおむつを回収バケツに投入し、発酵させる。そこに微生物の入った炭の粉を一緒に混ぜ、嫌気性発酵を促進させると同時に消臭する。バケツが満杯になったらコンポスト会社に運ばれ、そこでコンポストが行われ、1年後には上質な堆肥になる。大量にできた堆肥は、有機農家などに運ばれ、果物やナッツの木を植える際に使われる。