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「新しく買う方がお得」を超える挑戦。英・Shoey Shoeの循環する子ども靴

英国のデザイナーのThomas Leech氏はエレン・マッカーサー財団のプログラムで、循環する子ども靴「Shoey Shoe」のプロジェクトを考案した。子ども靴は廃棄が多い上、中古の子ども靴を買う人は少ないためダウンサイクルだけが起きているだけという問題がある。「Shoey Shoe」の子ども靴は、余剰レザーを使って作られているだけでなく、組み立てる前の状態で配送することで、平坦なレターパックで靴を郵送できる。

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鎌倉市が開始した、地域通貨で資源循環を目指す「まちのもったいないマーケット」

鎌倉市内の飲食店・団体が、株式会社カヤックとタッグを組み、資源循環型エコサイクルを目指す「もったいないマーケット」を企画した。同プロジェクトは、カヤックが連携する鎌倉の飲食店・団体から出る規格外野菜や賞味期限切れ直近の食品、廃棄予定のものなどを、鎌倉市のまちのコイン(地域通貨)のクルッポを使って買い取る。買い取った食品や野菜はカヤックが運営する「まちの社員食堂」に集められ、クルッポで販売するという仕組みだ。

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オレンジの皮からできた、土に還るテーブルランプ

イタリアのKrill Design社は、オレンジの皮からできたテーブルランプ「Ohmie The Orange Lamp」を開発した。このランプは、植物性のデンプンを原料とするバイオポリマーに、乾燥させて粉末状にした2~3個のオレンジの皮を混ぜて作られている。天然素材だけでできたランプで、庭の土に埋めれば数年かけて分解される。ランプは3Dプリンターで作られることで製造時の廃棄物をなくすことができる。

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子供が自分の中の「不安」や「恐怖」と向き合えるモバイルゲーム

英国のBFB Labs社などが共同開発したゲーム「Lumi Nova: Tales of Courage」は、銀河にある星々への旅に繰り出すプレイヤーが、他のキャラクターと出会ったり、アイテムを集めたりする過程で、自分の中の恐怖や不安と向き合い、克服するきっかけが用意されている。5歳から15歳の子供の9人に1人は、少なくともひとつの精神障がいを患っているとされているとされており、このゲームを通して不安を改善させる試みだ。

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海に浮かぶごみが、漁師の収入源に。コロナビールのプラスチック釣り大会

ビールメーカーのCorona Méxicoは、海に漂流するプラスチックを釣るという地元の漁師向けの釣り大会“Plastic Fishing Tournament”を開催した。同大会では、釣れたプラスチックごみを魚と同じ値段で買い上げることで、捨てられたプラスチックごみから定期的な収入を得られる仕組みが生み出した。回収されたプラスチックは地元のリサイクル会社に引き渡され、漁に必要な道具へと変えられた。

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天然、人工に次ぐ第3の選択肢に?エシカルな「海底ダイヤモンド」

ジュエリーブランド「Azlee」では、海底で見つけた原石を使った「オーシャンダイヤモンド」コレクションを展開している。専属のダイバーを雇い、小舟で海に出た少人数のダイバーグループでダイヤの原石を探索する。ダイバーの登用により地域雇用を生み出すほか、ダイヤ調達時のエネルギー量を大幅に削減できることが特徴だ。また、小規模な調達を行うことでダイヤ探索時のトレーサビリティを担保できる。

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森林火災を啓発する、アルゼンチンの「燃えない新聞紙」

アルゼンチンの新聞社Noticias de la Comarcaは森林火災予防への啓発活動として、耐火性のある紙を使用する「燃えない新聞」を世界で初めて発行した。紙面はアルゼンチン国内で起こっている森林火災の現状や予防策を大きく扱う。森林火災のほとんどは人為的要因によるものであり、発生自体を食い止めるために啓発活動は妥当策だといえる。アルゼンチンの森林火災の悲惨さを多くの人々が知るきっかけになり、寄付金額が500%増加した。

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飲んだ分だけCO2削減。香港初の循環するバー「Penicillin」

香港のバー「Penicillin」は、リユースやリサイクルに力を入れて廃棄物ゼロの店を目指しており、サプライチェーンにおけるCO2排出量の最小化に努めているほか、店内の家具や備品までもリサイクルされたものを使っている、サステナブルなバーだ。たとえば、たとえば、キャッサバ(常緑低木)チップの余った部分を絞ってジュースにしたり、レモンの皮を乾燥させてカクテルの飾りにしたりと、様々な工夫を凝らす。

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フードマイルほぼゼロ。スーパーの駐車場で有機野菜を育てる「Garden Box」

米オーガニック食品チェーンNatural Grocersは、店舗の駐車場で野菜の栽培を始めた。「Garden Box」の中で有機野菜を育て、フードマイレージのほとんどない買い物の選択肢を与えている。Garden Boxは、コンテナの壁をつかった垂直農業ができるため省スペース化につながる。また、水と有機肥料のみあれば栽培でき、必要な光の量はボックスの中で自動的に調整されるため場所を選ばず栽培できる。

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サステナブルな買い物に必要なのは“愛着”。モノへの向き合い方を変えるブランド『lilo』

滋賀県信楽町のライフスタイルブランド「lilo(リロ)」は「道具へのカンシャ」という価値観を提案し、何十年も大切に使い続けられるような道具を販売している。たとえば、信楽で生まれた陶磁器製のダッチオーブン(無水調理鍋)は野菜などを煮込むだけでなく蓋の部分でグリル焼きができるようになっており、使い手の工夫次第で調理の幅が広がる。見た目も美しく、飾っても絵になるようなデザインを採用している。

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