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絶滅危機に瀕するマオリ語を教えてくれるおしゃべり人形「Pipi Mā」

絶滅の危機の危機にあるニュージーランドの先住民マオリ族の言語、「マオリ語」を守ろうとする活動が頻繁に行われるなか、子供のころからマオリ語が、”当たり前”になるようにと開発された、マオリ語を話すおしゃべり人形「Pipi Mā」。Pipi Māはポップカルチャーとマオリカルチャーを織り交ぜっており、子供たちに「マオリ語ってクールだ」と自然に感じさせてくれる商品である。

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廃プラリサイクルの手間を削減して作れる、耐震性のあるコンクリート

ニュージーランドの会社「Enviroplaz」が開発した、プラスチックゴミを使用した「Plazrok」と呼ばれるコンクリート。Plazrokは、プラスチックを分解したり、ラベルをはがしたり、洗ってきれいにしたりする手間なく作られる。製造方法も従来のコンクリートと同様のため、新たなやり方を覚える必要はない。しかも従来のコンクリートよりも10~40%ほど軽いにもかかわらず、同程度の強度を持ち、耐震性にも優れている。

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写真の力で女性の活躍にスポットをあてる「Photography for Good」

これまで正確に報道されてこなかった女性たちのストーリーにスポットを当てる活動をしている団体「Ripple Effect Images」が、ソフトウェア会社であるAdobeと手を組んだキャンペーン「Photography for Good」。これまで環境問題をテーマにしてきたが、今回は途上国の女性の活躍やすばらしさにスポットを当てた。#PhotographyForGoodのハッシュタグと共に写真をシェアをして、問題を訴えることができる。

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スポーツの話で認知症患者の思い出を蘇らせる「スポーツ追憶セラピー」

米国のコネチカット大学人間開発学部のマイケル・エゴ教授は「もちろん、治療法を見つけ出すための努力は大事だが、認知症になった人々の生活の質を向上させることも重要だ。」としている。その一つの方法が、スポーツ追憶セラピーだ。スポーツ追憶セラピーは、認知症の患者が集まりグループで社会活動に参加する「ソーシャライゼーションプログラム」の一種だ。このプログラムには音楽、本の読み聞かせ、演劇、ダンスなどの創造的な表現を取り入れており、過去の研究はその有効性を実証している。

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カースト差別を払拭する、ビットコインのマイニングプログラム

ダリット・インド商工会議所が発表した、新しい仮想通貨マイニングプログラム。このプログラムでは、カースト制度において最も苦しむダリットの人々が、貧困を克服することを目指す。具体的にはビットコインをはじめとした仮想通貨やブロックチェーン技術、マイニング、起業家精神などの教育を通して、農村部の人々、特に若者が故郷の農村にいながら自営業で収入を得られるようにするのだ。この取り組みは「世界で最初にして最大の自営業者のためのビットコインマイニング訓練プログラム」となっている。

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電気が届かない村でもインターネットが使える太陽光で発電する通信ハブ

米国カリフォルニア州で生まれた団体Kumbayaは、どんな場所でもある太陽光を活かし、ユーザーをLTEや3G、Wifiなどに繋げる「zeroXess接続プラットフォーム」を開発した。このプラットフォームは、緊急時はもちろん、日常的に手頃な価格でインターネット接続ができる。同プラットフォームの目標は、まだインターネットアクセスのない地域や人々の支援だ。テクノロジー、教育、インフラへのアクセスを増やすことは、貧困が減少することも意味する。また、技術革新によってインフラにおける平等を実現しする。

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ブロックチェーンで食糧支援を効率化。WFPが進める「Building Blocks」

国際連合世界食糧計画(WFP)がブロックチェーンを用いて始めた新たな取り組みが、イーサリアムのブロックチェーンを活用して構築された「Building Blocks」。Building Blocksは、ブロックチェーンの技術を活用してWFPの食糧支援における現金ベースの送金オペレーションをより早く低コストに、かつ安全なものにすることを目的としてスタートしたプロジェクト。WFPが発生するすべての取引を完璧に記録することを可能にする。

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ブロックチェーンを活用したP2P再エネ取引プラットフォーム

エストニアの電力エネルギー供給を担うElering社と、ブロックチェーンを活用したPeer to Peerの再生可能エネルギー取引プラットフォームの開発を目指しているWePower社が共同でエストニアのエネルギーデータを大規模にトークン化する試験プロジェクト。このプロジェクトでは、匿名化されたエネルギーデータとブロックチェーンを活用することで将来のエネルギー取引をどのように持続可能なシステムにできるのかを、ヨーロッパで初めて大規模にシミュレーションする。

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空港の座席でリアルタイム通訳で多言語の会話が弾む「Connecting Seats」

KLMオランダ航空が広告代理店DDB&Tribalと共同でアムステルダム・スキポール空港に期間限定で導入した「Connecting Seats」。人工知能による音声認識技術を搭載したGoogle Cloud Speechを使用し、人々がシートに腰かけて話す言葉をマイクが拾うことで互いの言語にリアルタイムで変換され、スピーカーから音声が発せられるシステムがある。これにより、外国語が苦手な人であっても空き時間を利用し、他国の人々と自然に母国語での会話を楽しむことができる。

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現実世界からVRで世界をもっと知る。Googleの「Daydream Impact」

Googleが新たに、VRの力を活用し、「仮想現実」から「現実」の世界をよくしようとする慈善事業「Daydream Impact」を指導。この新しいイニシアチブは、社会的事業を営むグループや非営利団体らに対してVRを活用するためのツールとトレーニングを提供する。これまでにEastern Congo Initiativeのコンゴの苦難に関するプロジェクト、海岸線の変化、いじめ対策、癌治療における患者の不安を最小限に抑えるためのプロジェクトなど幅広い分野のVRコンテンツ制作が行われている。

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