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ワンタイムパスワードで、テロを撲滅。みずほ銀行の社会課題解決型キャンペーン

不正送金によって流通してしまうお金の一部は、テロ組織の資金源となっている。この社会課題の解決と自社のマーケティングを上手に組み合わせたCSV(社会課題解決型)マーケティングで成果を出しているのが、みずほ銀行だ。みずほ銀行は、ワンタイムパスワードの登録促進に向けてNPO法人アクセプト・インターナショナルと協創の取り組みを実施した。テロ組織への資金源までも断ちたいという思いを掲げた結果、当初より申込率が28倍に伸びるという大きな成果につながった。

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東大研究所、がれきと廃木材を使ったリサイクルコンクリートを開発

大量に発生する「がれき」が廃棄物となっている課題を解決するため、東京大学の生産技術研究所ががれきと廃木材のより持続可能なリサイクルを促す新たなコンクリートを開発した。同研究チームは、コンクリートのがれきと廃木材を粉砕して混合し、加熱圧縮成形することで土木や建築材料としてリサイクルすることに成功。このリサイクルコンクリートは、従来のコンクリートよりも数倍高い曲げ強度を持つ。リサイクル過程で必要な材料は、がれきと廃木材と水だけ。多くのCO2を発生させる新たなセメントは必要なく、温室効果ガスの排出抑制効果が期待される。

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ブルワリーが実践、空き缶と引き換えに株式を提供するキャンペーン

スコットランド発の大手ブルワリーBrewDogが、同社が販売するビールの空き缶50個と交換で自社の1株式を付与する「Cans for Equity(缶と引き換えに株)」キャンペーンを行った。アルミ缶をヨーロッパ各国にあるBrewDogのバーに持ち込むと、誰でも同社の株の引換券をもらうことができる。株との交換というユニークな経験を提供することで、埋立地行きになるアルミ缶を減らす。

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低所得者層の住む地域に建てられた、環境に優しいスポーツセンター

CEM Turó de la Peiraスポーツセンターは、建築家アンナ・イゲラと建築会社J2Jアーキテクトの共同制作で作られた、青々としたグリーン・カーテンに覆われた意匠が特徴的なスポーツセンターだ。地域に無計画で暮らしづらい環境を産み出し、住人は住環境にずっと息苦しさを感じている現状を受け、政府は環境整備のためにスポーツセンターを緑豊かで、老若男女に親しめるデザインにすることを決定した。

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国家レベルで持続可能な観光を目指す、フィンランドの事業者認証制度

フィンランド政府観光局が行うのは、自国の観光業界の持続可能な発展を促進するプロジェクト「サステナブル・トラベル・フィンランド」。このプロジェクトは、持続可能な旅行に積極的に取り組む企業や地域をフィンランド政府が認証することで、旅行会社や消費者がサステナブルな旅行を選びやすくすることが狙いだ。認証の完了には7つのステップが課されており、全てのステップを経ることで、認証を取得する企業・地域は環境や経済、文化、社会性といった様々な側面での持続可能性を考え、実行に移せるようプログラムされている。

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オランダ発、服との付き合い方を問う「LENAファッションライブラリー」

オランダ・アムステルダムにあるLENAファッションライブラリーは、さまざまなテイストの洋服を貸し出すレンタルベースのファッションストア。店ではクリーニングサービスを実施しているため、レンタルした衣服をそのままの状態で返却することも可能だ。ファッションだけではなく様々な業界で「借りる」システムをスタンダードにしていくことがLENAファッションライブラリーでは目標に掲げられている。

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ブリティッシュ・エアウェイズ、自力で自由に移動できる日本発の電動車いすを導入。

ニューヨークのJFK空港で最先端の完全自律型車椅子を使い、顧客が人の助けを借りずに自由に移動するための支援を開始した。この試みは、体に障がいを持つ人にシームレスな旅行体験を提供することを目的とし「旅行のとき、空港で自分で安全に行動したい。」という顧客の声に応えるべくスタートしている。ブリティッシュエアウェイズ社が提供する完全自律型車椅子は長距離を歩くのは難しいが、自分の車椅子を携帯していない顧客を対象として、チェックインから搭乗ゲートまでを快適にナビゲートするものだ。

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体験を通してゼロウェイストを学べる徳島のホテル「HOTEL WHY」

日本で初めて「ゼロ・ウェイスト宣言」を行った徳島県上勝町に、ゼロ・ウェイストを体験できるホテル「HOTEL WHY」がオープン。建物には地元で伐採された杉材やリサイクル建具、家具などを活用。ホテルにはアドベンチャー&環境ツーリズムのインフォメーションデスクが設置されている。併設する複合施設ゼロ・ウェイストセンター(WHY・ワイ)では、企業や大学関係者向けの研究ラボ、年数回のサステナブルビジスネスクールの教室を開催予定である。

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廃棄タイルの歴史をつなぐアップサイクル。家具工房「メサ・ボニータ」

スペインの伝統的な建築に使われていた歴史的なタイルを「メサ・ボニータ」という工房がアップサイクルしている。廃棄タイルを洗浄し、コーヒーテーブルやプラントスタンド、トリベット(鍋敷き)や壁掛けなどのインテリアグッズに加工しているのだ。スペイン国外の顧客、特にアメリカからの注文が多いという。美しい商品を作る「メサ・ボニータ」だが、最終的にはタイルが廃棄されない社会になっていくことを望んでいるという。

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廃棄物を資源として使いたい企業をマッチングする「Excess Materials Exchange」

廃棄物を出す企業と、それを資源として活用したい企業を結びつけるデジタルマッチングプラットフォームを開発しているスタートアップ企業「Excess Materials Exchange」。当社のコアとも言えるアイデアが「Resources Passport」だ。それは、製品の一連のライフサイクルにおける素材データを複数のステークホルダーから収集し、一つにまとめたものだ。素材の特徴や状態、メンテナンス状況、環境・社会へのインパクトなどが登録できるようになっており、サプライチェーン上における全ての事業者と共有できる。

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