中国政府は現在開発中の雄安新区を、将来的な感染症のリスクと環境への影響を配慮したグリーンで「自給自足できる街」にしていくことを発表した。街には家庭菜園や農作物の温室が設置され、菜食ベースの食事であれば40%の食料需要に対応できる見込みだ。そのほか、コワーキングスペースやプライベートなアウトドアスペースとして利用できるテラスが建物内に設置される。また、街の建物は通常の建物よりもエネルギー使用率を8割削減できるなど、環境にも配慮している。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。