リンゴの皮を使用したレザーのミニ財布。革製品で犠牲になる動物を減らすために作られた「ヴィーガン」なレザーの多くは、塩化ビニール(PVC)やポリウレタン(PU)といったプラスチックの材料で作られており、環境の観点で見ると持続可能とは言えない。そこでカナダのファッションブランドが、大量に廃棄されるリンゴの皮に着目した。収益の一部は、東アフリカの電気がない場所に住む子供たちのための、ソーラーパネル式ライトがついたバックパックの寄贈に使われる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。