一般的に仕事の中断は、作業をする時間が減ったり、集中力が低下したりと、ネガティブな観点から語られることが多い。しかし、2021年にイリノイ大学シカゴ校の助教授などが発表した研究によると、仕事の中断には社員がコミュニティに属していることを感じ、会社に「居場所」があると思えるポジティブな側面があるかもしれないという。なぜなら、仕事を中断させられることで相手との会話が始まり、相互に交流が生まれるからだ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。