米国ミシガン州で始まったワイヤレス充電道路実験は、道路下に電磁石コイルがあり、電気自動車(EV)が道路の上を通過すると自動的に充電されるしくみだ。これまでのEVは充電に時間がかかることが課題だったが、この技術を用いると充電時間を短縮できる。交通量の多い道路でこの技術が実装された場合、バスやトラックがEVに置き換わることにより、20万トン以上のCO2を減らせる可能性があるという。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。