フランス北西部のノルマンディー地方で、世界初となるソーラーパネルでできた道路「Wattway」が開通した。道路は約6.1億円の費用を投じて建設され、約1kmに敷き詰められた2,880枚のソーラーパネルで道路自体が太陽光で発電できる仕組みとなっている。再生可能エネルギーの割合の引き上げに向けて、この道路では耐久性と発電量を計る2年間の実験が行われる予定で、最終的には道路を1,000kmにわたって開通させる目標をフランスは掲げている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。