ノルウェーの建設会社、Snøhetta(スノヘッタ)が作ったのは、年間のエネルギー消費量よりも生産量が上回ることをコンセプトとしたホテル「Svart」だ。世界初のエネルギーを自ら作り出す(ポジティブ・エナジー)ホテルである。1年をとおしての太陽の動きや日射量など、太陽に関する壮大な調査を前提に、太陽光によるエネルギーを1年中最大限に利用できるよう、ホテルの円形状デザインや、部屋やレストラン、テラスの位置が決められている。