アメリカのビール会社・New Belgiumは、気候変動が私たちの生活に与える影響について消費者たちに考えてもらおうと、一風変わったビール「Torched Earth Ale」を開発した。気候変動の影響を受けた未来でも手に入ると考えられる、そばやキビなどの穀物、頻発する山火事の影響を想定したスモークモルト(麦芽)を材料に用いている。精製水の代わりに汚染水を用いることで、意図的に不味いビールを作り上げ、環境問題に対する啓発を行う。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。