「気候難民」としてアメリカ南部の猛暑から逃れるため、アトランタからカナダまでを移動しながら、世界の状況を見ていくシミュレーションゲームだ。空腹や喉の渇き、熱波、竜巻、雷雨などに苦しみながら、安全な場所を求めて旅をする。温暖化や海面上昇、温室効果ガスの排出といった科学の情報もゲーム内で表示されており、学校教材になることを目指しているという。「もし現実にこれが起こったら?」と考える機会を与えてくれるゲームだ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。