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プラスチックごみをリチウムイオン電池に変える技術

プラスチックごみをリチウムイオン電池に変える技術

パデュー大学(Waste Plastic Bag)

概要

パデュー大学の科学者らが、ビニール袋をリチウムイオン電池の部品に変える技術を開発。ビニール袋を電池のアノードとして利用できるカーボンチップに変換する。このプロセスでは、ビニール袋を硫酸に浸して密封し、その中のポリエチレンが溶け始めるまで加熱する。そこから純粋な炭素を取り出して粉砕し、リチウムイオン電池のアノードに使用する。製造された電池は、市販の電池と比較してもよく機能し、実証実験の結果、商業生産に応用できる見通しもついた。

ここがGood!

  • 使用済みの“プラスチックゴミ”を有用な素材に変換できる
  • ポリエチレンをより価値の高い純炭素にアップサイクルするには、これまで複雑で非効率的でコスト負担も大きかったが、新プロセスでは、既存の変換方法よりも簡単で低コスト
  • 廃棄物を燃やすのではなくアップサイクル

組織種別