綿の製造過程で出るゴミを溶かし、回収したポリマーをバイオプラスチックフィルムに変える技術。このフィルムは、プラスチックの代替品として、干草の包装や、肥料および綿実の包装など、さまざまな用途に使用できる。また、合成プラスチックよりも安価で大量生産でき、有毒な化学物質を使わない。バイオプラスチックは生分解されて土壌になり、その土が綿栽培に使われ、綿製品の紡績工程でまた新たなゴミが生まれ、再びバイオプラスチックに再利用できる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。