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観光客がカーボンオフセットできるコスタリカのプログラム「FONAFIFO」

コスタリカ国内の組織である国家資金調達林業基金が発表したプログラムでは、観光客が自身の旅行に伴うCO2排出量に対してカーボンオフセットを行うかどうかの選択ができる。オフセットのために支払われた代金は、同基金を通して植林などの自然保護活動を行う土地所有者に支払われる。国が政策として観光客にカーボンオフセットを積極的に勧めるのは世界で初である。

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宅配ごみを減らす。ポストで返せる再利用可能な配送パッケージ「RePack」

フィンランドのRePackは、オンライン配達の際の梱包ごみをなくすため、再利用可能包装サービスを提供している。企業は商品をRePackに入れて顧客に郵送し、顧客は商品を取り出した後、空になったRePackを郵便ポストに投函するしくみ。古い冷蔵庫などをリサイクルしたRePackは耐久性に優れ、20サイクル(40回の郵送)以上使用できる上、100%リサイクル可能なため、ごみやCO2排出量を大きく削減できる。

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異常気象による洪水から市民を守る、コペンハーゲンの「気候公園」

デンマークの首都コペンハーゲン市では、たびたび集中豪雨が起こる。その防止策のひとつが、市民の憩い場であり、災害時には命を守る「気候公園(Climate park)」だ。90年以上の歴史を持つ市内の公園「Enghavepark」が、容量2万2,600m3の貯水池を備える公園に生まれ変わった。公園に集められた雨水は、掃除や市内の植栽への散水に使うことができ、市内の水を節約する。残りの雨水はろ過されて、公園内のレクリエーションエリアで再利用される仕組みだ。

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応募資格「55歳以上」の広告代理店有償インターン「Thrive@55」

オーストラリアで複数の拠点を持つ人気の広告エージェンシーThinkerbellが、新たにインターンシップのプログラムを立ち上げた。応募の条件は、「55歳以上であること」だ。このプログラムは、Thinkerbellでの8週間の有償インターンシップを提供するもの。一風変わった取り組みの背景には、「年を取ると劣化していく」ような差別意識であるエイジズムを是正したいという想いがある。

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スマホを手放して初めて食べられる、食事と向き合うための「バランス皿」

日本では7割以上の人が「食事に集中できていない」という調査があり、何かをしながら食事をとる「ながら食べ」をしている人が多い状況である。そんな中、ノルウェー水産物審議会が、スマホを手放して初めて完成する少し不便なお皿「バランス皿」を開発。食事への集中を妨げるモノの代表格であるスマホを手放して、食事と向き合うことを支援するのが目的だ。

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街の本屋さんを支える、オンライン書店プラットフォーム「Bookshop」

2020年1月にアメリカで始まったオンライン書店の「Bookshop」。同サイトでは各書店がバーチャル店舗を構えることができ、オンライン上で本が売れるたびに定価の30%を受け取ることができる。ユーザーがオンラインで本を購入することで、アメリカ各地にある独立系書店の懐を潤すことができる。同社は「会社をアメリカの大手小売業者に売ってはいけない」というルールを定め、米アマゾンなどによる買収を防いでいるという。

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持続可能な投資のためのデジタルプラットフォーム「Globalance World」

Globalance Bankが持続可能な投資のためのデジタルプラットフォーム「Globalance World」を立ち上げた。投資家やステークホルダーが無料でアクセスでき、6,000社以上の上場企業の経済・社会・環境への影響を知ることができる。また、気候変動やCO2排出量、現在のメガトレンドや利益といった項目ごとに、独自の株式やポートフォリオ、指標や持続可能性が分析・評価され、自らの投資が世界に与える影響を知ることができる。

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カーボンポジティブな木造ホテル「Hotel GSH」

デンマークのボーンホルム島に同国初のカーボンポジティブなホテル「Hotel GSH」が誕生する。建物の大部分が木造であり、鉄やセメントを使用した場合と比べてCO2の排出を削減することができる。家具などを製造する際に余った木材や、地元企業から集めた花崗岩の採掘をするときに出るがれきなどの廃棄物をアップサイクルして利用する。将来的に再利用できるようデザインされているため、取り壊しによる廃棄物が出ない設計。

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風力で動く世界最大級の大型貨物船「Oceanbird」

スウェーデンの船舶会社Wallenius Marineが、風力で動く世界最大級の船「Oceanbird」を開発中だ。船体は長さ200メートル、幅40メートルで、一度に自動車を7000台積載可能な大容量。ディーゼルエンジンを搭載した従来の重油船と比べて、大気汚染の原因となるガスの排出を90%削減することが可能。大型貨物船であるにもかかわらず、クリーンな航行を実現しており、環境課題を海上で解決するソリューションの一つとなることが期待される。

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口元が開く、着けたまま飲食できる「コオフクマスク」

障がい者や介助する人が何度もマスクを着脱しなくて済むよう、マスクを着用したまま吸引や食事ができる「コオフクマスク」を株式会社アダストリアが開発した。通気性に優れたトリコット生地を採用し、口鼻周辺を立体構造にすることで空気の抜け道を確保する。種類はマスクの一部が簡単にめくれるものと、口元周辺にスリット、側面にマジックテープが付いた2種類。繰り返し洗濯して使うことができる。

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