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2分で「リアル」を共有する写真アプリ「BeReal」

自分の写真を1日に1回投稿するだけの、シンプルな写真共有アプリ「BeReal」。ランダムな時間にプッシュ通知が届いてから、2分以内に写真を撮って投稿しなければならないため、写真を演出する時間がなく、皆のリアルな日常が一斉に共有される。2分が過ぎてから投稿することも可能だが、その場合は通知が届いてから経過した時間の情報が、皆に共有される。自分が写真を投稿しなければ、他の人の投稿が見れないため、デジタルデトックスにも有効だ。

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障害のある方に“支援される”福祉実験ユニット「ヘラルボニー」

福祉実験ユニット「ヘラルボニー」は、日本全国の福祉施設に在籍する、主に知的障害のある方々が描いたアート作品を「商品」として変身させ、世に伝えるブランドだ。1本のネクタイから始まり、今ではハンカチ、シャツなどのファッションアイテム、壁に飾るアート、さらにはホテルの内装デザインにまで活動の幅を広げている。福祉支援ではなく、すでにある「尊敬されるべきアートの才能」を、ブランドを使ってもっと広げていきたいという想いで活動している。

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途上国のごみ問題に向き合う。プラスチック分別機「プラスチックスキャナー」

オランダ・デルフト工科大学の学生ジェリー・ド・ボス氏が発明したのはプラスチックの分別が簡単にできる「プラスチック・スキャナー」だ。プラスチックの中でもPET、ポリエチレンやポリプロピレンなど種類が多いことから、特に途上国ではプラスチックのリサイクルが困難な状況にある。プラスチック・スキャナーを使えば何のプラスチックかが判別でき、リサイクルの促進や廃棄物の削減につながる。途上国の人々が手軽に使えるよう、安価でシンプルな構造になっている。

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ワイン名産地に浮かび上がる「雨で消えるアート」

ボルドーでワインを生産するシャトー・カントナック・ブラウンは「偉大なる大地を称えたい」という想いから、邸宅の前の大地に生分解性のフレスコ画を制作すると発表した。作品そのものは一度雨が降れば消えるという。しかし、作品はNFT(非代替性トークン)にして販売し、その売上金を、海岸保全に取り組む同国の公的機関Conservatoire du Littoralに寄付する予定だという。

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コペンハーゲンに設置された「肩の高さまであるベンチ」

コペンハーゲンを中心にデンマーク国内15ヶ所で大人の肩の高さまである公共のベンチが設置された。コペンハーゲンとのタイアップでこのキャンペーンを実施した国営テレビ局、TV2デンマークによれば、人々の気候変動と海面上昇に対する意識を文字通り「高める」のが目的だという。コペンハーゲンの市民はこのベンチで海面上昇の未来を体感することで、危機感を駆り立てられる。ベンチは4週間設置された後、都市空間家具メーカーのGHフォームによって再利用される。

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未来の難民を救う。大気中のCO2を回収し、エネルギーに変える空中ハウス

紛争や自然災害で難民が急増した世界を想定して、建築家兼アーティストのブレス・イー氏は、大気中からCO2を回収する、宙に浮かぶ家「Carbon Capture Refuge X(CCRX)」を考案した。要となる設備は直接空気回収(DAC)に利用するファンとソーラーパネル。ファンは取り込んだ炭素を電気エネルギーに変換する。エネルギーはCCRXに張り巡らされたネオン管を通り、床、壁、屋根に電気を供給する。

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大気中のCO2を99%取り除ける燃料電池

米国デラウェア大学の研究チームは大気中のCO2を99%除去できる方法を偶然発見した。開発中の燃料電池を使って毎分10リットルの空気をろ過し、周囲のCO2を除去できるという。この仕組みを自動車や航空機、宇宙船、潜水艦などに応用すれば、さまざまな排気ガスからCO2を取り除くことが期待される。価格も112米ドル(約1万3,000円)ほどで経済的なため、実用化しやすい。

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紛争下のウクライナで作れる、クックパッドのレシピサイト「Power of cooking」

クックパッドは「Power of cooking」という特設サイトで、食料や水の不足しているウクライナで作ることができる料理のレシピを募集している。サイトは日本語と英語で展開されており、世界中の人がレシピ情報を提供することが可能だ。同サイトを通じて集まったレシピは、ウクライナ語に翻訳され、ウクライナ版クックパッドを利用するユーザーに提供される。また、現地における食や料理の状況を知っている人からの情報提供も歓迎している。

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高齢者も障害者も感想をシェアできるハードウェア 「Pulse for Good」

「支援をする側ーされる側」という関係性であることや、高齢者や障害者、難民などサービスの受け手の状況によっては、ヒアリングをすることが簡単ではない。「Pulse for Good」はさまざまな施設の中にキオスク(電子ハードウェア)を設置し、誰でも簡単に利用するサービスについて発言できるようにした。匿名で発言できるため、企業やサービスプロバイダーが回答者の身元を特定できない。回答者は報復を恐れることなく、感想を共有することが可能だ。

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世界各地のプラスチック汚染を体験できる「有毒ツアー」

プラスチック汚染によって日常生活が脅かされている人々がいる現実を伝えるために立ち上げられたのが、プラスチック汚染が環境に与える影響を伝えるWebサイト「Toxic Tours」。複数の映像とインタビューによって、普段は目にすることがないプラスチック汚染の影響を知ることができる。また、各ツアーには「Take action」ページが設置され、状況を変えるためのアクションが紹介されている。

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