オランダ・デルフト工科大学の学生ジェリー・ド・ボス氏が発明したのはプラスチックの分別が簡単にできる「プラスチック・スキャナー」だ。プラスチックの中でもPET、ポリエチレンやポリプロピレンなど種類が多いことから、特に途上国ではプラスチックのリサイクルが困難な状況にある。プラスチック・スキャナーを使えば何のプラスチックかが判別でき、リサイクルの促進や廃棄物の削減につながる。途上国の人々が手軽に使えるよう、安価でシンプルな構造になっている。