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建築とアートでサステナビリティを訴える街中の休憩スポット

ニューヨークのパーソンズ美術大学で学ぶ学生が作り出した、ユニークな休憩スポット。パーソンズ美術大学の建築、インテリアデザイン、プロダクトデザイン、そして食品学科の学生によって発明された、地球にやさしく、持続可能な椅子に机、そして照明が使用されている。椅子やテーブルは、アカスギが使用されているので、腐りにくく長い時間使用できる。また、それらには、使われなくなった漁網が再利用されてかぶせられている。

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キノコ菌からできたヴィーガンレザースニーカー「NAT-2™ FUNGI LINE」

アニマルフリーなファッションを提供するドイツのシューズメーカーNAT-2™が開発した「NAT-2™ FUNGI LINE」。Fungi(fungus = 菌類の複数形)の名が付いたこの靴は、キノコ菌から作り出されたマッシュルームレザーを使用している。キノコ菌から作り出されたマッシュルームレザーのほかにも、中敷きはリサイクルされたペットボトル、靴底はコルクを使用しており、動物製品を一切使わないアニマルフリーで、なおかつエコフレンドリーな仕様になっている。

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世界各地の大気汚染を体験できるドーム型施設「Pollution Pods」

大気汚染の事態の深刻さに気が付いていない人が多いことを背景に、ロンドン南部のサマセット・ハウスに作られた、大気汚染を体験できる施設「Pollution Pods」。5つのドームからできており、内部では、ノルウェーにあるTautra島、北京、サン・パウロ、ロンドン、ニューデリーの大気状態が安全な化学製品によって再現されている。訪れた人は、ドームから次のドームへ歩いていくことにより、様々な地域の大気を体験することができる。

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フライトの待ち時間に出会いを紡ぐSNS「WaitList」

ドイツのスタートアップWaitListが開発した、空港でチェックイン後の暇を持て余している見知らぬ人々同士が出会い、共に時間を過ごせるという、余った時間を有効活用できるアプリ。バーチャル名刺を作り、興味や関心をアプリに掲示することで、同じ状況の人々が連絡を取り合い、コーヒーを飲むなりしてフライトまでの時間を有意義に過ごすことができる。時間に追われるビジネスマンがこの経済活動の空白ともいえる時間を商談やコネクションづくりに活かし、生産性を高めることも想定している。

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廃プラから作られた、耐久性のある難民シェルター

英国バース大学の研究チームはプラスチック工学のスペシャリストであるProtomaxと協力し、難民の安全を確保でき、環境にも優しく持続可能なシェルターの設計・開発プロジェクトを進めている。開発中のシェルターはStormboardと呼ばれる再利用可能なリサイクル廃プラスチックでできている。このプラスチック材は、シェルターが必要になるまで何十年も保管することを可能にする。設計の原理は組み立て式家具に似ており、安価で設置も簡単で、色も様々なバリエーションがある。

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IoTでコーヒーカップのシェアリングを実現する「Cup Club」

ロンドンに拠点を置くスタートアップの「Cup Club」は、RFIDタグがついた世界初となるIoTスマートカップを用いて、消費者にカップのリサイクルを促すエコシステムを構築した。消費者はCup Clubに参加すると、どのショップでコーヒーを購入したかに関係なく、このプログラムに登録している店舗であればどこでもカップを返すことができる。複数の返却ポイントを用意することでユーザーの参加を容易にしている。紙コップを回収して資源としてリサイクルするのではなく、カップそのものを再利用するという仕組みとなっている。

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道路の利用者によって形を変える横断歩道「Starling Crossing」

ロンドンで試験的に行われた、歩行者や自転車、車両など道路の利用者の動きに対してリアルタイムで動的に反応するレスポンシブなデジタル横断歩道「Starling Crossing」。例えば早朝の歩行者が少ない時間帯では誰かが接近した場合にのみ横断歩道を出現させ、時間の経過とともに学習した一番安全な横断地点に誘導する。そして午後にパブの営業や映画が終わり、同時に多くの人々が道路を横断する必要がある場合には、増加した歩行者の交通量に合わせて自動的に幅を広げるといった具合だ。

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IoTに関わるすべてのステークホルダーのプラットフォーム「IoT for Good Lab」

起業家教育で名高い米国のバブソン大学のLewis Instituteと米電気通信大手のベライゾンが、IoTを通じて社会をよくすることを目指して設立した「IoT For Good Lab」。起業家、エンジニア、デザイナー、アーティスト、学生らによる学際的なチームを組織し、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)についてのアイデアやソリューションを実験する。ラボ内のメンバーはIoT、統合思考、人間中心設計、イノベーション・エンジニアリングなどを用いて社会的価値の創出に取り組む。

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絶滅危機に瀕するマオリ語を教えてくれるおしゃべり人形「Pipi Mā」

絶滅の危機の危機にあるニュージーランドの先住民マオリ族の言語、「マオリ語」を守ろうとする活動が頻繁に行われるなか、子供のころからマオリ語が、”当たり前”になるようにと開発された、マオリ語を話すおしゃべり人形「Pipi Mā」。Pipi Māはポップカルチャーとマオリカルチャーを織り交ぜっており、子供たちに「マオリ語ってクールだ」と自然に感じさせてくれる商品である。

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廃プラリサイクルの手間を削減して作れる、耐震性のあるコンクリート

ニュージーランドの会社「Enviroplaz」が開発した、プラスチックゴミを使用した「Plazrok」と呼ばれるコンクリート。Plazrokは、プラスチックを分解したり、ラベルをはがしたり、洗ってきれいにしたりする手間なく作られる。製造方法も従来のコンクリートと同様のため、新たなやり方を覚える必要はない。しかも従来のコンクリートよりも10~40%ほど軽いにもかかわらず、同程度の強度を持ち、耐震性にも優れている。

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