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廃棄予定のコーンフレークからつくったクラフトビール「Throw Away IPA」

食品大手のケロッグと、英マンチェスターにある蒸留所 Seven Bro7hers Brewery の異例のコラボによる、食品ロス削減への取り組み。製造されたコーンフレークのうち30%が大きさや焼き加減の問題などで商品から外される中、商品にならないものを捨てるのではなく蒸留所に持ち込み、ビール製造に使う。ホッピーIPAを含む3種類の「コーンフレークビール」が実際に発売された。

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世界初、全国で公共交通機関を無料化したルクセンブルク

ルクセンブルクは2020年3月から、世界で初めて全国的に電車、トラム、バスなどの公共交通機関の乗車賃を無料化。学生達は学校発の無料シャトルバスで帰宅できるので、国民の利便性を損なわずとも様々なメリットが受けられる。自家用車の保有によるCO2排出を抑えると同時に、交通渋滞を緩和する効果がある。また、切符を廃止することで切符回収や切符の取締にかかるコストも削減する狙いだ。

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教育格差をなくし、サステナビリティを教えるデジタルAI教師「Will」

ニュージーランドのエネルギー会社Vectorが開発したデジタル(AI)ティーチャーWillは、学校のパソコン、タブレット、モバイル端末などの画面上に登場するアバターだ。リアルな表情と喋りで、子供たちにわかりやすく太陽光、風力、地熱発電などの再生可能エネルギーについて教えてくれる。リアルな教師と違って世界中のどこの子供たちにも教育を届けられるので、地域による教育格差を解決する一助になると期待されている。

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農家から直接消費者に。包装なしで新鮮食材を買える「ゼロ・ウェイスト・マルシェ」

2018年9月に開催された「100 BANCH STREET !!」の企画の一つ、ゼロ・ウェイスト・マルシェ。店頭に並ぶのは、包装されていない野菜や果物、栗、お菓子など。農薬や化学肥料をつかわない有機農法で育てた野菜などを、生産者自身が売りにきている店もある。生産者の顔が見え、実際に言葉を交わすことができる東京のマルシェは貴重で、日々の選択肢を変える取り組みだ。

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ロッテルダムに誕生した、海に浮かぶ酪農場「Floating Farm」

オランダのロッテルダム市にある、世界初となる水の上に浮かぶ酪農場「フローティング・ファーム」。この農場では、40頭の牛が収容され、毎日1,000リットルの牛乳やヨーグルト・チーズといった加工食品を生産する。生産された食品は、街のレストランやホテル、スーパーマーケットなどに販売される。街で生産しているため、輸入や長距離輸送をする必要がないことがポイント。牛の食事の80%は、ロッテルダム近くのレストランから集められた食品廃棄物である。

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ベルリンで広まる電気スクーターシェアリング「COUP」

ドイツBosch社の100%子会社であるCOUPは、大気汚染の解決に向けて、2016年からベルリンで電気スクーターのシェアリング事業を行っている。これまで充電スタンドの数が少ないことがネックだったが、本事業ではバッテリー補充をCOUPが行い、利用者はすぐにスクーターに乗車でき、利用後にバッテリーを補充する必要もない。また、COUPの利用区域内であれば、どこでも乗捨て可能であるため、これまで面倒だった指定駐輪場を探す手間が省ける。

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無償で職業訓練を行い、若者に雇用を提供するベトナムのレストラン「KOTO」

ハノイとホーチミンでレストランを運営する青少年支援団体「KOTO」。トリップアドバイザーでも高評価を受ける人気レストランで働く従業員の多くは、かつて孤児やストリートチルドレンなど、社会的に不利な立場にいた若者たちだ。経済格差・教育格差が社会問題となっているベトナムで、若者に無償で職業訓練を提供し、レストランや他のホスピタリティ業界での雇用機会を提供している。

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ハンディキャップを持つ子供がデザインするベトナムの雑貨ブランド「Tohe」

ベトナム国内に多くの店舗を持ち、旅行者にも人気のプロダクトブランド「Tohe(トーへ)」。ハンディキャップを持った子供たちが描いた絵をデザインに取り入れたオリジナル雑貨を販売している。親がいない子供、手足が不自由な子供、体は成熟していても精神に障害を抱える子供などがいる、国内22か所の孤児院や障がい者施設をまわり、絵に関するワークショップや展覧会を開くことで子供の社会参加を促している。

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自然を感じ、健康になる。靴を履いて歩いてはいけないラトビアの小道

豊かな自然を有し、希少種も含めたさまざまな動物を保護するラトビアのケメリ国立公園のなかには、“靴を履いて歩いてはいけない”小道がある。訪れた砂利や松かさ、ガラスの破片が敷き詰められた道、泥や冷たい川のなかを歩く「自然の足つぼマッサージ」によって、人々が楽しみながら健康状態を向上することができる。自然を肌で感じながら生態系や森林保護の大切さも体感できるアトラクションだ。

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中絶を決意した女性の目線を体験するVR動画「Across the Line」

人工妊娠中絶を控えた女性の視点を疑似体験するVRコンテンツ「Across the Line」。自分がその女性となり、クリニックで中絶に関する問診を受ける場面から、中絶反対デモを行っている人に取り囲まれ、実際に録音された音声で一方的に罵倒されたところで終わる衝撃的な映像だ。2016年の米国サンダンス映画祭ではじめて公開された本映像のテーマは、望まない妊娠をした女性の視点を実際に体験し、堕胎の権利を守ることである。

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