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伝統職人の技術を子供につなぐ、京都の雑貨ブランド「aeru」

「0歳からの伝統ブランド」をテーマとしている、京都の雑貨ブランドaeru。職人の高齢化・後継者不足や需要の低迷などの課題に取り組むため、子供用の食器やおもちゃ、出産祝いセットのタオル等に「先人の智慧」から得た工夫を入れることで、子供の健やかな成長を促すと共に、日本の伝統を次世代につなぐ仕組みを作っている。また、割れたり欠けたりした器を「金継ぎ・銀継ぎ」によって修繕する取り組みも行っている。

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紙と太陽光のみを活用した水浄化装置

ニューヨーク州立大学バッファロー校の研究者チームが立ち上げたSunny Clean Water社が、太陽光を利用したシンプルな水の浄化装置を作り上げた。太陽光を使って発生する熱を機械で閉じ込め、水に含まれる塩分やバクテリア、泥などを取り除く。そして蒸気が凝結し冷えると、容器に衛生的な水となって貯まるという手法。資源に乏しい地域や、自然災害などの影響で水の入手が困難な地域での利用が期待される。

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天気に左右されずサイクリングが楽しめる自転車専用ロード「MINILOOP」

CO2を出さず健康にもいい自転車通勤だが、天気に左右されることが多い。そんな課題を受け、サイクリング専用ロード「MINILOOP」がロシアに誕生した。パイプ状にデザインされた通路には屋根がついており、温暖な地域では空気の通りをよくして、寒い地域では断熱構造にするなど、どのような天候下でも快適に自転車で走ることができる。これにより、道路から車の数が減り、大気汚染と交通渋滞が緩和されるだけでなく、自転車と歩行者の接触事故が減少する効果も期待されている。

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マレーシアのスーパーで買える、海の生物が描かれた「忘れられないエコバッグ」

大手スーパーチェーンのテスコがマレーシアの店舗で行ったエコバッグ販売キャンペーン。エコバッグには絶滅危機にある海の生物がデザインされている。毎年1人あたり約300枚のビニール袋が廃棄されているマレーシアにおいて、使い捨ての袋が海の生物に与える悪影響を忘れないためだ。バーコードをスキャンすると、20セン(約6円)の割引が受けられる。一度の買い物で2枚のバッグが割引対象で、最大で40センお得になるという、買い物客にも嬉しい取り組みだ。

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アフリカにソーラーパネルを。ビットコインで太陽光を買う「The Sun Exchange」

南アフリカ発のICOプロジェクト「The Sun Exchange」は、アフリカ各国で太陽光を使ったビジネスに必要なパネルの設置や維持のための資金調達を個人レベルで可能にする。クラウドファンディングのように、誰でもソーラーパネルを購入することでプロジェクトに投資できるため、これまで潤沢な資金をもつ行政や企業に制限されていた太陽光ビジネスを一般にまで浸透させ、CO2を出さない再生可能エネルギーを普及させることができる。

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社会を変える起業家を応援。エシカルICOプラットフォーム「Chainstarter」

「Chainstarter」は、社会に役立つエシカルなプロジェクトのみを掲載し、ICO(仮想通貨をつかった投資)を可能にする資金調達プラットフォーム。ブロックチェーンを活用し、ICOの従来の課題であった詐欺プロジェクトやハッキングから投資家を守ると同時に、投資家自身の情報もオープンにしている。起業家と投資家の双方の透明性と安全性を担保する仕組みをつくることで、金融機関などの大口の投資家に対してもエシカルなICOへの参画機会を提供。

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アメリカの気候変動否定に抗議するクラフトビール「Make Earth Great Again」

2017年に経済的な理由でパリ協定の離脱を発表したアメリカ政府に対し、スコットランドのブルワリーBrewDogは抗議の意味を込めて「Make Earth Great Again」という名の新作ビールを発売。通常よりも高い温度で醸造されたセゾンビールであることや、北極の氷が溶けた水、温暖化によって数が減っているクラウドベリーなどの素材を使っていることから、気候変動の影響をそれとなく暗示し、商品を通して人々に抑止のための行動を呼びかけている。

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廃棄予定のコーンフレークからつくったクラフトビール「Throw Away IPA」

食品大手のケロッグと、英マンチェスターにある蒸留所 Seven Bro7hers Brewery の異例のコラボによる、食品ロス削減への取り組み。製造されたコーンフレークのうち30%が大きさや焼き加減の問題などで商品から外される中、商品にならないものを捨てるのではなく蒸留所に持ち込み、ビール製造に使う。ホッピーIPAを含む3種類の「コーンフレークビール」が実際に発売された。

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世界初、全国で公共交通機関を無料化したルクセンブルク

ルクセンブルクは2020年3月から、世界で初めて全国的に電車、トラム、バスなどの公共交通機関の乗車賃を無料化。学生達は学校発の無料シャトルバスで帰宅できるので、国民の利便性を損なわずとも様々なメリットが受けられる。自家用車の保有によるCO2排出を抑えると同時に、交通渋滞を緩和する効果がある。また、切符を廃止することで切符回収や切符の取締にかかるコストも削減する狙いだ。

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教育格差をなくし、サステナビリティを教えるデジタルAI教師「Will」

ニュージーランドのエネルギー会社Vectorが開発したデジタル(AI)ティーチャーWillは、学校のパソコン、タブレット、モバイル端末などの画面上に登場するアバターだ。リアルな表情と喋りで、子供たちにわかりやすく太陽光、風力、地熱発電などの再生可能エネルギーについて教えてくれる。リアルな教師と違って世界中のどこの子供たちにも教育を届けられるので、地域による教育格差を解決する一助になると期待されている。

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