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利用者のエクササイズで自家発電するフィットネスジム「Terra Hale」

「自分自身と地球に還元しよう」がポリシーのこのフィットネスジムでは、ジム内のスピンバイクを漕いで生み出されるエネルギーが、ジムで使用する電気に転換される。利用者は運動によって何ワット発電したかをチェックできる。他にも、使い捨てプラスチックを使用しない、ジム内のすべての設備にリサイクル材木を使用する、パートナー企業に環境に良いことをする企業だけを選ぶなど、地球環境への配慮を徹底させている。

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ユーザーに自動でついていく、AI活用のスーツケース「Ovis」

AI技術により、「片手で重いスーツケースを引きながら移動する」という旅行・出張時の面倒を解消するアイデア。カメラでうつした映像から環境の3次元情報とカメラの位置を同時に推定する技術を用い、自動運転技術に基づいて、スーツケースが自動でユーザーを追尾する。ユーザーから2m以上離れたときや何らかのエラーが生じたときは、ユーザーが装着するスマートバンドが振動するほか、スマートフォンアプリとも連動している。

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車2台分が排出する汚染物質を吸収するTシャツ「RepAir」

着るだけで周りの空気をきれいにするTシャツ。Tシャツの胸ポケットに入れる専用インサートが、揮発性有機化合物、二酸化硫黄、窒素酸化物などの汚染物質やバクテリアを吸収して中和する。インサートは3層構造で、外側の2層が空気をろ過し、真ん中の層が汚染物質や悪臭を吸着する。生産過程においても、フェアな労働条件、国内生産による製品の輸送での温室効果ガスの削減等、社会と自然への負担を最小にすることを重視している。

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空気中のCO2を除去し、カーボンニュートラルな燃料に変える大規模プラント

空気中のCO2を除去し、カーボンニュートラルな燃料に変換する工場。1年間で100万トンのCO2を除去できる。低コストでのCO2直接除去が実現できると推定され、商業化を目指した取り組みとなっている。集めたCO2は最終的に合成燃料となり、電化が難しい飛行機や客船などの乗り物でカーボンニュートラルな燃料として使用される。気候変動が深刻化する中で課題となっている、これまで人類が排出してきたCO2の除去を推進する研究開発として期待される。

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除湿で室温を下げ、電気を生み出すハイドロゲル「Novel water-absorbing gel」

シンガポール国立大学の研究チームが開発した、湿気を除去して室温を下げ、電気を生み出すハイドロゲル。周りの空気の水分をゲル本体の重量の2.5倍以上吸収し、7分という短時間で湿度を80%から60%まで下げることができる。安価で簡単に少しの材料で生産でき、屋内および屋外の相対湿度を減らすのに適用できる。電気を必要とせず、エアコンとともに使用する場合も電力使用量を大きく削減できる。単3電池と同等の約1.8ボルトの電気も発生させ、緊急電源としても使用できる。

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セメント使用を削減する火山灰コンクリート

コンクリートは地球上で、水の次に多く使われる素材だが、その材料であるセメントは、製造過程において莫大なエネルギーを要する。従来のポルトランドセメント生産は、世界の二酸化炭素排出量の5%を占めるという。マサチューセッツ工科大学研究チームはこれを削減するべく、セメントに代わる持続可能な材料を模索し、火山灰に注目した。火山灰はコンクリートの材料として、持続可能性という点で優れた特性をもつ。

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マラソンランナーの水補給に。海藻由来の食べられるビニールボール「Ooho!」

マラソン大会では、水分補給のためカップが大量に廃棄される。この問題を解決すべく、ロンドンのハーフマラソンでは、海藻でできた生分解可能なボール「Ooho!」が使用された。Ooho!は、生分解可能で食べられる袋に“ろ過水”を入れた、世界初の製品。この膜は海草製で、4週間から6週間で生分解される。大会中、選手たちは給水箇所でペットボトルの代わりにOoho!を受け取り、袋の角を噛んで吸うことで、水分を補給した。水を飲んだ後は、Ooho!自体も食べられる。生分解されるため道に捨てても問題ない。

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走行車線上部の架線からEVトラックに電気を供給する電化道路

ドイツ・フランクフルト近郊の高速道路でテスト運用されている、EVトラックが充電しながら走行できる電化道路。大型車の走行車線の上部に設置された架線から、EVトラックに電気(再生可能エネルギー)を供給する。パリ協定に基づく、気候変動や大気汚染問題への取り組みの一つとなっている。走行中の車に電気を供給することで、EVトラックの不便さを補い、EVトラックを一層普及させることが狙いだ。

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海洋プラスチックを燃料に変える海洋清掃コンテナプロジェクト「PlastBug」

海洋プラスチックゴミを燃料などに変える、フィンランド技術研究センターのプロジェクト。プラスチックゴミが溜まる場所にコンテナを設置し、コンテナ内で微生物にプラスチックゴミを分解させ、燃料や化学物質などの貴重な物質に変えることを計画している。コンテナは浜辺や船上に設置でき、太陽光や風力などの自然エネルギーで運営される。研究者らは、異なる種類のプラスチック(ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート)を分解できる微生物を発見している。

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買い物リストに合った店内での道順を示すアプリ「コネクテッド・ショッピング」

IoT技術とAIアルゴリズムを活用した、スーパーでの買い物を便利にするサービス。家でアプリ上で買い物リストを作成し、お店でスマートフォンを買い物カートにつなぐと、カートが買い物リストに従って店内での道順を案内してくれる。支払いはアプリ上の操作で完了し、レジでの精算は不要。オンライン販売の急成長により小売業界が厳しくなる中、テクノロジーによってショッピング体験を変えることを目指している。

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