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コーヒー豆の皮から生まれたカップ。コーヒー愛が支えるサステナビリティ

オーストラリアのスタートアップは、捨てられるはずだったコーヒー豆の内果皮を利用して「HuskeeCup」というコーヒーカップを開発した。保温性に優れ、コーヒーをより長時間、温かいまま保つ美しいカップだ。コーヒーの皮には弾性があり、HuskeeCupは高い耐久性を備える。カフェなどで長期にわたって繰り返し使用することもできる。側面一帯の細かな凹凸により、手に触れる部分は熱い飲み物を注いだときも熱くなりすぎず、スタッキングもしやすい。

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ブロックチェーンで難民でも銀行口座を作れるアプリ

ドイツのスタートアップ、Taqanuはフィンテックの活用により、身分証明書やパスポートすら持たずに祖国から避難してきた難民の人々が、デジタルIDを取得することで移住先でも銀行口座を開設できるサービスの実現を目指す。賃貸契約をともなう居住地の確保や賃金の受け取りなど、安全に生活し、経済活動に参加するために、様々な場面で金融サービスへのアクセスが必要となる。また、盗難や紛失の危険性のある現金で全財産を管理する暮らしが改善される。

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治療のストレスを軽減。ベッドの上から旅先へ患者をいざなうVR

オーストラリアの医療施設、Chris O’Brien Lifehouseは、Samsung AustraliaとStart VRとの連携の下、VRヘッドセットの利用で患者のストレスを緩和するプロジェクトを開始した。化学療法の合間、患者は医療スタッフのサポートの下でVRヘッドセットを装着し、ベッドの上で多様なアクティビティを体験する。スカイダイビングやシュノーケリング、動物園でコアラと触れ合ったりと、選択できるコンテンツは多岐にわたる。

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3Dプリンターでつくられた自給自足のスマートホーム「PassivDom」

ウクライナのスタートアップ、Passive House Ukraineは、エネルギー供給網による立地の制約を受けず、思い立ったその日から住みたい土地に設置して暮らし始めることのできるコンパクトなモバイルホーム、PassivDomを生み出した。PassivDomは3Dプリンティングにより作られた家だ。あらかじめ工場で生産され、倉庫で保管されるため、注文から竣工まで長期間を要する注文住宅とは違い、地域によっては注文後即日納品が可能となる。

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生ゴミを無臭で簡単に堆肥に変えてくれる台所用ゴミ箱「Taihi」

家庭で出る生ゴミを簡単に、無臭で堆肥に変えてくれるゴミ箱Taihiがイギリスの一人のデザイナーによって開発された。ゴミの分解途中で出た液体を植物の肥料として利用できることに加え、家庭で生ゴミの処理を行うことで埋め立て場での処理が不要になるので、メタンガスや運搬コストの削減にもつながる。温室効果ガスの排出、莫大な金銭的負担が伴うゴミの排出の問題に、日本の「ボカシ肥」のプロセスを用いてアプローチしている点が新しい。

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難解なテック用語を比喩で解説。Googleとワシントンポストが作った辞書

私たちの生活を便利にする反面、ウイルスやハッキングなどの危険も生みだすテクノロジー。人々が正しく理解し、安全にトラブルなくテクノロジーと共存できるようにとGoogleのシンクタンク部門Jigsawとワシントンポストが共同で開発したのが、用語辞書サイトSideways Dictionary。その特徴は、理解が難しい専門用語を類推やメタファーを用いて分かりやすく説明している点で、それによりユーザーが簡単にイメージ、意味を理解できるようになっている。

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マスクを水に濡らして防煙機能を上げる「即席ウォーター・マスク・ディスペンサ」

火災時の対策として韓国の国民大学校の学生研究グループが、非常用ウォーター・マスク・ディスペンサを開発した。この装置の内部には、乾燥した状態で複数のマスクが収納されており、非常時に備える。そして、ひとたびその扉を開封すると、つながっている水タンクのふたが外れ、マスクは瞬時に水をかぶり、即席の防煙マスクとなる。学生グループによると、マスクは水に濡れることで、防煙性能が2.5倍も向上する。

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大手スーパーが開く「規格外野菜のブラックマーケット」

パリ近郊に本社を置き、フランス全土、そしてヨーロッパ各地に進出している大手スーパーマーケットのカルフールが、生産された97%の青果が「違法」扱いになっている現状に疑問を投げかけるべく、少し過激なプロモーションを展開した。スーパーの一角を黒一色で染め抜き、「違法」な規格外野菜を売るブラックマーケット(闇市)を演出をした。有機農法へのこだわりがありながら、不揃いな野菜を許容しないフランスの法制度・社会的態度に疑問を投げかけた。

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サステナブルな宿泊施設だけが載った「Zerobnb」

Zerobnbは、世界で2番目に持続可能な会社と評されるフィンランドのエネルギー会社、Nesteが行っている取り組み。ページ上には、持続可能性に配慮した宿泊施設のみを掲載している。Zerobnbに掲載されているリスティングは、リサイクルステーションの設置、プラスチックゴミ最小化の推進、地元の持続可能な交通・サービス・レストランがあるといった特徴を基準にしている。

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個人情報の流通を透明化するサービス「Yo-Da」

個人データを保護できるサービス「Yo-Da」がローンチされた。Yo-Daのユーザーは、Eメール、ソーシャルメディア、銀行口座の3つの主要アカウントにアクセスし、どの企業が自分に関するデータを保管しているかを特定できる。そしてワンクリックですべての企業に対してGDPR(一般データ保護規制)のデータ権利を行使できる。これらは、「忘れられる権利」や「個人データの処理を制限する権利」を含む、8つの消費者の権利を網羅しているという。

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