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ABN AMROが建てたサーキュラーエコノミー複合施設「CIRCL」

オランダの三大銀行のうちの一つ、ABN AMROが建てた複合施設「CIRCL(サークル)」は、サーキュラーエコノミーの考え方に基づいて建設された。3階建ての本施設には、会議室やイベントホール、カフェテリア、バー、ショップ、アートの展示などが並ぶ。ABN AMROの会議室であり第二のオフィスとして建てられた施設ながら、クライアントや地域住民、通りすがっただけの人など、誰もが気軽に訪れる場となっている。

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使い捨てプラゼロ。スペインの歴史的建造物リノベホテル「パラドール」

スペインの大手ホテルグループ「Paradores de Turismo de Espana」は、1928年以来、スペインの古城や修道院など歴史的価値の高い建物を修復してホテルとして運営し、スペインの観光地化と地域活性化への貢献で知られている。そんな歴史あるホテルが、2019年に「使い捨てプラスチックとの戦い」を宣言した。客室から使い捨てプラスチックをゼロにし、フードロス 削減にも取り組む。

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本当そっくり、自然保護に貢献する欧州発のヴィーガン刺身

100%植物性のタピオカ澱粉と海藻から抽出したグルコースをベースにした、マグロを模した「No Tuna」とサーモンを模した「Zalmon」の二種類のヴィーガン寿司。白い筋まで入っていて見た目がそっくりだ。100%植物性のタピオカ澱粉と海藻から抽出したグルコースをベースにしており、食感や味も本物の魚のように作られている。絶滅が危惧される魚に代わる、新たな刺身の代替食品となっており、ヴィーガンも食べられる。

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バルセロナ発のヴィーガンレザー「CUCO Vegan Fashion Barcelona」

バルセロナで数少ないヴィーガンファッション専門ブランド「CUCO Vegan Fashion Barcelona」の店舗に並ぶ北米・ヨーロッパ諸国産の鞄や財布は、動物由来の素材を一切用いずに作られた「ヴィーガンレザー」である。お店に並ぶのは、ヴィーガンレザーの中でも、製造時に有害な化学薬品を多量に使うPVC合成皮革ではなく、パイナップルリーフやコーンなどの植物由来繊維やリサイクルポリエステルを用いたアイテムだ。

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環境問題を学べるフォトジェニックな体験型アートミュージアム

ニューヨークを拠点として活動するイタリア生まれのアーティスト・Valentino Vettoriが始めた大規模な体験型アートミュージアム「Arcadia Earth」。気候変動や環境問題といったテーマがネガティブな言葉で語られていることに懸念を抱き、訪れる人に「どんな小さな生活の変化でも未来の地球に大きな影響を与えることができる」と学んでほしいという願いを込めて、開催された。

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コーヒー豆農家と消費者をつなぐブロックチェーンアプリ「Thank My Farmer」

「Thank My Farmer」は、スイスを拠点に活動するFarmer Connect社がIBM社のブロックチェーン技術を活用して作った、消費者とコーヒー豆の生産者をつなげるアプリだ。消費者からの生産過程への透明性の要求に応えつつ、それまでは同じ供給プロセスにありながらも、次の業者へ届けるまでしか使わなかった製品情報をブロックチェーン技術で繋げ、業者間でシェアし、複雑で断片的だった情報を一本化することに成功した。

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普段はお遍路宿、災害時は避難所になる徳島の「シームレス民泊」

過去20年以上にわたり人口減少が続いている徳島は、地域活性に向けた観光政策や関係人口づくりの一環として、様々な民泊を展開している。2017年4月からはじまった、平時は宿泊施設に、災害時には避難所になる「シームレス民泊」をはじめ、地元の農業文化を存分に味わえる「農家民宿」、阿波おどり期間中に合わせた「イベント民泊」など、その取り組みは多彩だ。シームレス民泊の第一号「坊主の宿」としてお寺も開業している。

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アムステルダムの官民一体型サーキュラーエコノミー実験区「De Ceuvel」

アムステルダム市が民間企業に働きかけて生まれた小さなサーキュラーエコノミーの実験区である「De Ceuvel」。もともと地域一帯が造船所だったが、使われなくなっていくうちに船から流れ出た油等で土壌が汚染されていた。この荒廃した土地を活用するため、政府が民間企業へ再開発のアイデアを募り、現在はクリーンエネルギー開発や、アクアポニックスの活用をする企業など様々な企業が入居している。

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公平な報道のあり方を伝える季刊マガジン「ENEMY MAGAZINE」

ENEMY MAGAZINEは、権力のあるなしや、マジョリティやマイノリティ、コミュニティの大小に関わらず、一人でも多くの人の声を届けることを目的としている。この目的を達成するため、1年に4回という発刊回数(初年度は2回)で、丁寧に調査された3つの記事と3つのフォトエッセイが綴られる。量よりも質、アクセス数よりも誠実さを優先する報道姿勢だ。

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リサイクルの真実を伝える、ブラジルのペットボトル飲料「ハック」キャンペーン

ブラジルで行われた、ペットボトル飲料がほとんどリサイクルされていないという事実を広めるための、動画によるキャンペーン。ブラジルは廃プラスチック量が世界で4番目に多く、回収されたプラスチックのほとんどが国内でリサイクルされていない。動画では、飲料売り場に並ぶペットボトルに「50%がリサイクルされていない」と書かれたステッカーが次々と貼られていく。ペットボトルの半分が実はリサイクルされていないことを消費者に認識させる。

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