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SDGs課題解決策を生み出すワークショップ「Global Goals Jam」

SDGsの課題を解決するアイデアをチームで生み出すデザインワークショップ。2016年にオランダ・アムステルダムで始まり、2018年には世界の70箇所以上で同時開催され総勢2,500名以上が参加し、2019年9月には東京で開催された。デザイナソンのアプローチで、職業や立場の異なる様々な人が参加し、多様な視点や考え方を取り入れて課題に向き合うことができるのが特徴。コミュニティビルディングにも力を入れ、アクションにつなげる。

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ヘルシンキのサステナブルな暮らし方メディア「Think Sustainably」

環境への配慮や一定のサステナビリティ基準を満たした飲食店や宿泊施設、観光名所、イベント、ショップなどを紹介してくれる、サステナブルな選択をするための情報発信ハブ。紹介されるレストランやカフェ、バーなどには17の環境保全基準があり、少なくとも10の基準を満たす必要がある。また、自分の移動にかかるCO2排出量を教えてくれる「ルートプランナー」という機能も。

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廃棄プラスチックから作る僧侶の袈裟「アワ・クン・バンカチャオプロジェクト」

タイの寺院と協力し、地域で回収したペットボトルから作った再生繊維を使い、僧侶が着用する袈裟(けさ)を作る。布にはペットボトルを再資源化した繊維に、ポリエステルと綿をそれぞれ30%混ぜたアップサイクル製品が使用されている。寺院に寄付されたペットボトルは、圧縮機で潰され、タイの再生繊維メーカーへ運ばれ、再生繊維となる。最後に仏教徒である地域住民によって袈裟として縫われるという循環型の仕組みになっている。

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ホームレス向けのバリスタトレーニングコース「Change Please」

ホームレスにバリスタトレーニングを提供してホームレスの雇用を生み、彼らの自立を促すことを目的とする社会復帰プログラム。バリスタの訓練を施すだけでなく、仕事をするためのコーヒーカートの提供や住まいを探すサポートもしている。さらに、ホームレスに「最低限度の生活」を保証するのではなく、「ロンドン市民の平均的な生活」を与えることをミッションにしているため、ホームレスにはロンドン市民の平均的な賃金の時給を支払っている。

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世界の森林火災がリアルタイムで分かる「Global Forest Watch」

世界資源研究所(WRI)が運営する世界中の森林伐採状況が地図上で把握できるサイト「Global Forest Watch(世界森林ウォッチ)」。今回のアマゾンの火災をほぼリアルタイムで見ることができる。このWebサイトは、米Googleや国連環境計画国際環境技術センター(UNEP)など、40以上の団体の協力で作られた。NASAの衛星データを含む様々な組織が提供する情報をもとに、12時間ごとに更新される。

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パリ発、世界最大の屋上農園プロジェクト

フランス・パリ南西部のエンターテイメント施設の上・約150,000平方フィートの土地に、世界最大の屋上農園をオープンさせるプロジェクト。垂直農業(高い建物の側面を利用し、多くの収穫ができる農法)や、土を使用しない水耕栽培を利用し30種類以上の作物がつくられ、直接パリの市民やスーパー、レストラン等に届けられる。栽培時のエネルギーをあまり必要としないうえ、長距離輸送をしないためCO2排出も最小限に抑えられる。ヒートアイランド現象の対策としても期待される。

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ホーチミンの持続可能なセントラルパーク計画

ホーチミンの中心部にある市民憩いの場「9月23日公園」を拡張し、環境にやさしいセントラルパークをつくる計画。エネルギー効率を高めるため、環境配慮型「人工ツリー」が設置されるのが特徴。人工ツリーは、雨水を集めて再利用に回したり、都市のヒートアイランド現象を緩和させ新鮮な空気を生み出したり、ソーラーパネルで充電スタンドや電光掲示板、Wi-Fiのための電気を生み出したりする。過去と未来、人と自然とテクノロジーをつなぐ場所となることを目指す。

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世界唯一の教育に特化した国際基金「Global Partnership for Education」

2002年に世界銀行が主導して設置した、世界で唯一の教育特化の国際基金。「すべての人が質の高い教育を受けられる世界」の実現に向け、主に先進国から資金を集め、発展途上国の教育を支援している。パートナーシップとしての機能を有し、各国のマルチステークホルダーと力を合わせて課題解決に取り組む。17年間の活動で途上国における就学率は向上し、現在の重点項目は、教育の質の向上や就学前教育に移ってきている。

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NY証券取引所に上場した、ヴィーガンのための上場投資信託「VEGN」

ニューヨーク証券取引所で2020年1月から投資受付を開始した、ヴィーガンと気候変動対策のためのETF(上場投資信託)。ヴィーガンや気候変動に配慮した企業のみで構成され、兵器やタバコ等のセクター、動物性食品を取り扱う企業、動物実験を実施している会社の株はすべて除外される。ESGファンドはすでに多くあるが、動物保護・クルエルティフリーに特化している点がユニークだ。

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社会課題解決を支援するクラウドファンディング「GoodMorning」

社会問題と向き合うプロジェクトを掲載するクラウドファンディングのプラットフォーム。国内大手「CAMPFIRE」のサブブランドとして始まったが、2019年分社化し、一人ひとりが連帯し合える社会を目指し、クラウドファンディングを活用した社会課題の解決や認知拡大などに取り組む。約1,400件のプロジェクトが実行され、2019年3月末時点で累計支援額は約7.3億円に及ぶ。

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