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気仙沼のメカジキをジーンズにしたブランド「オイカワデニム」

宮城県気仙沼市のファッションブランドOikawa Denim(オイカワデニム)によるアップサイクル製品。漁業が盛んな気仙沼では、メカジキが地域の特産品となっているが、上顎から伸びる特徴的な角(吻 ふん)は、食べられず廃棄処分されていた。そんな丈夫な吻に目をつけ、繊維をデニムに織り込んだ製品「Swordfish Fiber Mixed Denim(メカジキデニム)」を開発したのだ。

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廃水処理に使った「鉄鋼スラグ」でコンクリートを強化

ロイヤルメルボルン工科大学研究チームは研究により、廃水処理のために使われた鉄鋼スラグを、より頑丈なコンクリートの骨材としてリサイクルできることを発見した。これまでは廃棄されていた使用済みの鉄鋼スラグを使用したコンクリートは、従来の骨材から作られたコンクリートより約17%も強度が増す。実用化に向け、この画期的な研究の今後が期待されている。

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アートでロスフラワーを救う。結婚式の思い出を絵画に残す「ハナノエ」

ボンアート株式会社が「ハナノエ」という新しいサービスを開始した。結婚式終了後に集められたブーケの花びらから色素を抽出し、その色素で作られた絵の具と通常の絵の具を使用して、専属のアーティストが顧客の要望をもとにオリジナルのウェディングブーケの絵画を作成するというものだ。結婚式などのイベント時に使われる花は、役割を終えたあとは再利用が難しい。「ハナノエ」は、結婚式で発生するフラワーロスを、新郎新婦の一生に豊かな色を添えるアートで解決する。

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廃工場のリノベーションで生態系を保護。台湾台中市の環境保護施策

台湾では、経済成長期に作られた多くの大規模工場の劣化が進み、そのまま放置されており、台湾では国をあげて環境保護運動に力を入れている。その一つの例として、台中市の廃工場跡地は、リノベーションにより大規模公園兼文化施設に生まれ変わった。台湾では、環境問題に対して様々なアプローチを行ないながら、伝統的な建築物を保存することに対して非常に熱心に取り組んでいる。

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ファッションへの感謝の気持ちを伝えるタグ#ThanksforMakingMyClothes

ファッション業界で働く人や繊維素材などについて公表を求める世界的ムーブメント「Fashion Revolution」。日本でも活動が展開され、2020年もFashion Revolution Japanが中心となり、4月20日(月)から26日(日)まで「Fashion Revoluton Week」が開催された。日本独自のハッシュタグ#thanksformakingmyclothesを加え、生産者の方に感謝を示す機会とした。

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走ることで医療従事者をサポートする「Run For Heroes」

新型コロナの最前線で闘い続ける医療従事者たちをサポートしようと、イギリスの女性によってSNS上で始められたプロジェクト「Run For Heroes」。5キロ走り、走り終えたら5ポンドをイギリスの国民保健サービスへ寄付するという活動を通じ、参加者それぞれがジョギングをすることで健康になると同時に、医療従事者たちの健康も支援しようという取り組み。歌手やスポーツ選手などの有名人も参加し、目標であった5000ポンドを4日で達成した。

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ロゴ入りTシャツを着て、地元の事業者を支援する「Here For Good」

アメリカのプリントショップ「Tiny Little Monster」は、オンラインストアで地元のスモールビジネスのオリジナルTシャツを販売する「Here For Good」という取り組みを始めた。参加事業者にはTシャツが売れるたびに収入が入り、購入した人がTシャツを着ることでブランド認知度が上がる、というシステムだ。SNSでの発信を通じて情報が広がり、多くの事業者と購入者によって新たなビジネスを生み出している。

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情報の力で食品ロス削減。食堂のメニューを事前予約できる、フランス発のアプリ

フランスのスタートアップが開発した「Meal Canteen」は、食堂を利用するユーザーがメニューを事前予約しておくことで食料廃棄抑制に貢献できるアプリである。食堂側は、ユーザーが予約した情報に基づき、実際に買い手がいる量だけを調理するため、無駄な食品ロスが発生しない。買い手側も、予約機能によって売り切れを心配する必要がない。さらに、アプリからメニューに対するコメントもできるため、メニューの改善をはかり、食べ残しを減らすことにもつながっている。

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誰でも輪島塗を無料で貸りられるキャンペーン

新型コロナの影響で増える「おうち時間」の有効活用を目的として始まった、普段は触れる機会の少ない漆塗り食器のレンタルキャンペーン。熱にも強く、普段使いが可能な漆器を使う人を増やしたい、という輪島塗ブランドの「千舟堂」の想いからこの企画は始まった。家族構成に合わせて、様々な色や形の中からおすすめの漆器が送られてくる。新型コロナが収束するまでを返却期間とし、気に入った場合は格安で購入することもできるところが魅力だ。

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売れ残りのパンを使ったプロバイオティクス飲料

シンガポール国立大学が、売れ残りのパンから「プロバイオティクス飲料」をつくる方法を開発した。作られた飲料はわずかに炭酸を含み、味はほんのり甘くクリーミーだという。この世界で唯一のパンからつくられたプロバイオティクス飲料は、乳糖不耐症の人や、乳製品を使いたくない人にとって魅力的な選択肢となるだろう。当研究チームは、現在パンベースのプロバイオティクス飲料を製造するプロセスに関する特許を申請中で、今後が期待される。

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