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社会的距離を保ちながら映画鑑賞ができる、ドライブインシアター

新型コロナウイルス対策のため、テキサス州の映画館であるEVO Entertainmentは、巨大な駐車場にスクリーンを設置し、車に乗ったまま映画鑑賞ができるドライブインシアター「EVO Drive-In」を開催した。映画は無料で公開し、フードやドリンクで収益を上げる仕組みだ。注文するかどうかは任意で、オプションで寄付をすることもできる。スクリーンは外壁を白いペンキで塗って作り、音声は車のAM/FMラジオで流れる。

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ユニークな料理体験に先払いして飲食店を支援できる! フィラデルフィア発のデジタルハブ「SavePhillyEats」

新型コロナウイルスで打撃を受ける飲食店への救済策として開始された「SavePhillyEats」。レストランが提示するサービスに対して客が今先にお金を払い、レストランやバーに収益が提供される。そしてパンデミックが終われば、客は先に購入しておいたサービスを利用することができる。飲食提供やギフトカード、割引特典だけでなく、料理レッスンやシェフによる調理のデモンストレーションなど様々な料理体験を飲食店側がオファーしているのがユニークな点だ。

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ドリアンの生ゴミを充電器に活用。シドニー発、廃棄物削減のアイデア

シドニー大学の研究チームは廃棄されるドリアンのゴミを持続的に供給できる資源として用い、スーパーキャパシタ(電気二重層を利用したエネルギー蓄積・供給のデバイス)に変換することに成功した。スーパーキャパシタは従来の充電器よりも速いスピードでの充電を可能にし、ものの数分でスマートフォンの充電ができる。地球温暖化に加担することのないサステナブルな材料でエネルギーを生み出し、貯蔵する仕組みだ。

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火星探索に貢献か。太陽光・水・CO2から燃料をつくるシステムを米大学が開発中

有人火星探査中に必要なすべての物資を輸送するには、莫大な資金とスペースが必要なため、米カリフォルニア大学バークレー校の研究チームは、太陽光・水・CO2の三つをつかって燃料をつくるシステムを開発した。火星の大気の約96%がCO2であることや、凍結した水が多く存在することから、効果的に使えると見込んでいる。また、地球から物資を大量に運ぶ必要がなくなるため、火星探査に必要な積載物を軽くするという条件も満たすことができる。

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MITのエンジニアが開発した自宅で野菜が栽培できるスマートガーデン「The Herb Garden」

レタスやトマトなど39種類の新鮮な野菜を自宅で簡単に栽培できるスマートガーデン「The Herb Garden」 が開発された。内蔵コンピューターとセンサー、光を自動調節して野菜が育てられる上、専用のスマホアプリが水や肥料を与えるタイミング、温度、収穫時期など、野菜の状態をリアルタイムで教えてくれる。土の代わりに栄養分の多い水を循環させて使用する「水耕栽培」の技術を使っているため、雑草が生えることはなく土壌病害の心配もない。

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自然とテクノロジーを融合させる、成都近郊の都市プロジェクト

中国の成都近郊で開発が進められる、都市空間と自然との融合を目指す都市モデル。農業と森林管理不足により荒れた地において、景観と生態系を回復させることが目的。元からある山の隆起や池などの自然を生かし、地区の動植物の生態系や環境を保護するといった工夫とともに、廃棄された瓦礫を用いた壁や、地理情報システムを利用した水や路面などの造形など、現代の技術も用いることで、居住者や訪問者が騒がしい都会から離れ安らげるように工夫されている。

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運河でペットボトルを釣り、家具をつくる「Plastic Whale」

プラスチックを撲滅することをミッションに掲げているPlastic Whaleが提供するのは、運河に捨てられているごみが海洋に流出する前にボートに乗ってみんなで釣り上げる(回収する)という有料の体験型ツアー。観光客がまちを綺麗にすることによりまちのつくり手側に回ることができるのがユニークなポイントだ。またPlastic Whaleでは、プラスチックはゴミではなく「資源」だと考えており、年間4万本以上の回収したペットボトルをアップサイクルして新たな家具を作っている。

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外出自粛中だからこその体験を提供。「Shake Shack」のDIYキットデリバリー

新型コロナ流行拡大による外出自粛に伴い、アメリカのShake Shackの店舗が提供したハンバーガーのDIYキットデリバリー。既存商品のテイクアウトやデリバリーを行うだけでなく、「家で作れる」という自宅待機期間ならではの楽しみを提供したところにオリジナリティがある。インスタグラムにはDIYキットを使ったハンバーガーのつくり方を説明する動画を投稿しており、料理の初心者にもとっつきやすいよう工夫されている。

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児童労働搾取が懸念される成分を使わないコスメブランド「Aether Beauty」

アメリカのコスメブランド「Aether Beauty」は、コスメが立ち向かうべきサステナビリティの多くの課題に挑戦している。中でも、多くのコスメに含まれる天然マイカの児童労働搾取の闇を問題視しており、調達において厳格な基準を設けている。他にも、安全かつオーガニックの原料を採用し公開する、アニマルライツに配慮し動物実験を行わない、廃棄物削減のため分別しやすいパッケージを採用するなど、細部までサステナビリティを追求しており、注目を集めている。

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70%の節水を実現するホテル「A Room for Tomorrow」

フランスの建築デザインチームciguëがパリの展示会で発表した「A Room for Tomorrow」には、一般的なホテルと比較して70%の水を節約できる雨水収集システムがある。環境工学の専門家と協力し、タンクで貯めた雨水をろ過し、トイレやシャワー、飲料水などに使う。さらに、普段なら見えることのない水の流れを可視化することで、日常生活の中の無駄遣いにも気を付けるようになる仕組みだ。

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