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歪んだパール、アワビの殻からつくる、エシカルアクセサリー「kikirico」

長崎・壱岐の島の魅力ある様々な自然物を使った、再生とエシカルをテーマとしたアクセサリー ブランド「kikirico」。歪みが生じたバロックパールや飲食店で出たアワビの殻など、規格外や廃棄されてきたものの個性を引き出し、ネックレスやピアスなどのアクセサリーにアップサイクル。商品の売り上げの一部は、海洋ゴミ問題に取り組む一般社団法人JEANに寄付し、次世代に繋がるものづくりを展開している。

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テイクアウトをサステナブルに。カカオ豆の殻で作ったリターナブル容器

テイクアウトや宅配サービスにおける使い捨てプラスチックごみの削減を目的に、ロンドンに拠点を置くデザインスタジオPriestmanGoodeは、捨てずに何度も使える食品配送用の容器を開発した。本体の原料にはカカオ豆の殻から作られたバイオプラスチックが使用され、蓋はパイナップルの葉から抽出したセルロース繊維でできている。消費者がテイクアウトする際にデポジットで容器代を支払い、容器を返却すると次回注文時に返金されるという仕組みを提案している。

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下水から文房具をつくる、NY流サーキュラーデザイン

米ニューヨークを拠点に活動するデザイナーのギャレット・ベニシュ氏は、ニューヨーク市内の下水処理場で発生したバイオソリッド(下水汚泥)を使い、環境負荷の低いペンを作るプロジェクト「Sum Waste」を始めた。ペン本体はバイオソリッドをバクテリアに与えることで生成される生分解性プラスチックからできておりコンポストが可能だ。インクはバイオソリッドを炭化して生じた木炭から作る顔料を使用している。

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過剰包装されたオーガニック食品はサステナブル?食品業界の矛盾を描くアート作品

スペインのデザインスタジオQuatre Capsは、アート作品シリーズ「#degrowth」を通して、一見よく見えるエコ商品に気を付けなければいけないことや、情報を疑い、賢い消費選択をすることの大切さを描いている。このアートは、オーガニックだけど輸送に大きな環境負荷のかかるフルーツ、環境に悪影響を与えるような農業技術、オーガニックだけど過剰包装など、一見「エコ」で健康にも良さそうな食品の隠された矛盾がテーマとなっている。

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「正しさ」を一方的に定義しない共創プラットフォーム「THE VOTE」

ソーシャルグッドの領域は近年世界的に大きな広がりを見せる中、一方向からの「正しさ」を盲目的に信じ込み、二項対立を生むケースがある(エシカルファッション業界におけるファストファッションの「悪性」など)。そんな課題に対し、NGOや社会活動か、さまざまな業界のステークホルダーが参加できるデジタルプラットフォームが誕生。アートの視点を取り入れ、多角的に物事を見る共通体験をすることで、業界同士の対立ではなく共創を生み出す。

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トイレットペーパーで性教育。誰もが性被害を打ち明けられる社会に

安心して性被害を打ち明けられる環境をつくり、性被害を自己責任とする今の社会を変えていくために、子どもたちが知識を得ることは大事なことだと考える一般社団法人ソウレッジ。誰もが使う身近な生活必需品にイラストを描くことで、子どもたちが幼い頃から性について学ぶことができる機会を提供している。性教育から遠い可能性が高い、ひとり親や貧困層の子どもたちに無料でトイレットペーパーを届けるためのクラウドファンディングを実施し、経済格差による機会の不平等にもアプローチをする。

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渋谷に現れた透明なトイレ。公共トイレを変革する「THE TOKYO TOILET」

「THE TOKYO TOILET」は、16人のクリエイターがデザインとクリエイティブの力で、多様性のある社会のあり方の提案・発信を目的とした公共トイレをデザインし、建築している。渋谷や恵比寿にはすでに壁全体が透明なトイレや、公園にただずむオブジェクトのようなトイレが設置されている。本プロジェクトは渋谷区の協力を得て、性別・年齢・障害を問わず、誰もが快適に使用できる公共トイレを2021年の夏までに渋谷区内17カ所に設置する予定。

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シリア難民キャンプでの自給自足に道ひらく。マットレスをつかった水耕栽培

約28万4,000人が暮らすのは、ヨルダン北部の砂漠地域にあるザータリ難民キャンプ。砂漠地帯で農業に向かない土地では食糧不足が問題となっている。そこで、難民と国連難民高等弁務官(UNHCR)がイギリスのシェフィールド大学の専門家と協力して行ったのが、プラスチックカップに使い古しのマットレスを筒状にくり抜いたものを入れ、水を与えることで植物を育てる水耕栽培の仕組み。この新しい取り組みが、キャンプの食糧不足解決に貢献することが期待されている。

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日本の伝統文化を守る「きものリトリートホテル」山形県白鷹町にオープン

コロナ禍で大打撃を受けている世界の宿泊業界。そんななか、山形県白鷹町では呉服屋「とみひろ」が、着物を起点に日本文化を伝える「きものリトリートホテル」を開業すべくリノベーションを行っている。着物文化や白鷹町の文化の体験プログラムに力を入れ、地域の農家や商店、事業者等と連携を図りながら、伝統工芸から田植え、稲刈り、雪かきなど日々の暮らしまで、白鷹ならではの貴重な「体験」の場をつくり、山形県の地域活性化を目指して取り組みが進められている。

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身近な果物で食品ロスへの"気付き"を。茶色くなったバナナを救うZ世代

「大人なバナナ」プロジェクトは、廃棄されてしまう熟して茶色くなったバナナを救う食品ロス解決のアイデア。プロジェクトは現役大学生3人組による企画で、バナナケーキを販売するイベントの開催やサステナビリティ関係のイベントでの講演、バナナスイーツのアイデアのSNS発信など、幅広く活動を行っている。クラウドファンディングでは「大人なバナナ」というユニークなネーミングと身近なフルーツに着目した点が話題を呼び、Z世代を中心に注目を集めた。

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