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電気自動車のバッテリー代わりに。米大学の「廃プラで電気を貯める方法」

米カリフォルニア大学リバーサイド校が、ペットボトルなどのプラスチックごみをアップサイクルして電気を貯める方法を発表した。リチウムイオン電池に比べるとそれほど多くエネルギーを貯蔵できないが、速く充電できるという特性があり、性能やさまざまなデバイスへの適合性などが改良されて、リチウムイオン電池の代用、もしくはリチウムイオン電池との併用が可能になることを期待がかかっている。

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香港発・水に溶けるビニール袋「#INVISIBLEBAG」

「#INVISIBLEBAG」は、見た目、感触、機能どれも、従来のビニール袋とまったく同じだが、「70度以上の水に溶ける」という特徴を持つビニール袋で、昨今のプラスチック廃棄物の削減にアプローチする。もし外にそのまま廃棄されることがあっても、プラスチックごみを残したり海洋生物や野生生物に害を与えたりすることはない生分解性・堆肥化性も有したポリビニルアルコールから作られるバッグだ。

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人種差別の恐れがある店を警告表示する、米大手口コミサイトYelp

米国のローカルビジネスの口コミサイトYelpが、2020年10月から搭載したアラート。掲載店舗のオーナーや従業員が人種差別的行為で人々の注目を集めた場合、その店のページで「人種差別的行為で告発された事業者(Business Accused of Racist Behavior)」と警鐘を鳴らす。その根拠となるニュース記事へのリンクも貼り、利用者に「それでも利用しますか」と問いかけるような機能だ。

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幸せについて学ぼう。デンマークに現れた「幸福博物館」

2020年7月、デンマークのコペンハーゲンにオープンした「The Happiness Museum」は、「幸せとは何か」というテーマについて様々な側面から学ぶことができる博物館だ。同館では地理的な観点から見た幸福度、ウェルビーイングに関する各国政府の取り組み、幸せと脳との関係、本物の笑顔と偽物の笑顔、過去2,000年間におよぶ幸福の歴史などについて学ぶことができ、私たちの日常に幸せをもたらすヒントを与えてくれる。

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排出したCO2をカーボンオフセットできる配車アプリ「Facedrive」

カナダに本社を置く配車アプリの「Facedrive」では、乗客がドライバーを呼ぶ際に、電気自動車、ハイブリッド車、ガソリン車のどれを利用するかを選択することができる。また、乗客がこのアプリを使って移動した後には、移動距離から算出されるCO2排出量が植林プロジェクトへの寄付金に変換されて利用料金に上乗せされる仕組みとなっている。企業の社会的責任を果たす、エコなライドシェアネットワークだ。

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アイルランドが提案する、「一つ買ったら一つ無料」の禁止

アイルランド政府が、今後5年間の国の「循環型経済のための廃棄物行動計画」を発表し、「一つ買ったら一つ無料」の食品取引の禁止を提案の中に入れている。政府の調査によると、スーパーマーケットのプロモーションは、その多くが捨てられ、買い物客が食品を無駄にするのを助長しているという。通信・気候変動対策・環境大臣であるイーモン・ライアン氏の代弁者は、アイルランドの食品ロスの30%が「一つ買ったら一つ無料」によるものだとしている。

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AIの分析で小売業界の在庫過多を解消する「FULL KAITEN」

フルカイテン社は、クラウドサービスを通じて小売業界の在庫過多の問題にアプローチしている。このサービスは、事業者がクラウドに提供する様々なデータに基づき、自動的に在庫状況を分析し、在庫問題解消のための施策を提案してくれるというものだ。テクノロジーとAIにより、売れ筋や在庫状況、客単価を詳しく分析し、過剰在庫の取り扱いや各商品の推奨発注数を自動ではじき出してくれるのが特徴だ。

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ビールが会話を促すメディアに。人種差別について考える黒ラベル

ニューヨークのブルワリー「Finback Brewery」は、お酒を飲む人たちにBIPOC(黒人、先住民、有色人種)についての対話を深めてほしいとの願いから、「Breathing: Conversations(息をする、話をする)」という名前のビールを醸造した。ラベルには向かい合って話をする男女の横顔が印刷されており、感じたことをそのラベルに記録するよう呼びかけている。他の多くのブルワリーもこのキャンペーンに賛同、参加している。

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Canonによる、フェイクニュース防止サイト「Truthmark」

写真の加工や切り取りによる情報改竄やフェイクニュースを防ぐため、Canon NordicとデンマークのクリエイティブエージェンシーUncle Greyが写真のプラットフォーム「Truthmark」をローンチした。写真の撮影者は実際に撮影した時間や場所、状況などをサイトに残してストーリーを伝えることで、その写真がフェイクニュースに使用された疑いがある場合に、ファストチェックをしてそれが「本物」なのか「偽物」なのかを知ることができる。

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スコットランドのブルワリーがつくる広大な森

スコットランドのブルワリーであるBrewDogが、スコットランドの南西部にある2050エーカーの牧草地と泥炭地を購入し、広大な森に変えるプロジェクトを発表した。企業としてカーボンネガティブになることを目指し、100万本以上の木を植えたりCO2の隔離に効果的な泥炭地を復元したりする。さらに、植林の際は生物多様性保全に配慮し洪水の緩和もはかるなど、多角的に社会へ貢献できる仕組みを整えている。

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