視覚障害者がスムーズにメトロの利用ができるように、スペイン・マドリード発のスマホアプリ「Metrociego(メトロシエゴ)」が開発された。メトロシエゴはスマホのVoice Over機能を利用し、画面をタップしてメトロに関する音声解説を聴くアプリだ。音声解説では駅のエレベーター・エスカレーターの位置や、右折・左折のタイミング、さらには出口までのルートを教えてくれる。アプリの開発者は20歳以下の学生2名で、うち1人は視覚障害を抱えている。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。