スイスのNPO「Innocence in Danger」がフランスの企業に送ったのは、「志望しない動機書」。虐待のトラウマから、働けない理由や職務を全うできない理由が綴られており、自己PRとは真逆のもの。世界で約20%の子どもが受けている虐待への支援の輪を広げるため、複数企業に対して虐待が大人になってからも与え続ける影響への認知を促す取り組みで、虐待の傷は大人になっても深く残ること、社会的大きなに損失になるということを訴えている。