イケア・シンガポールが販売したバッグ「KLAMBY」は、本来「www.ikea.com.sg」と書くべきところを「www.ikea.co.sg」と「m」が抜けてミスプリントされていた。しかしイケアは、あえてそれを回収・廃棄せずに「今しかない限定品」として販売を続行した。今回の判断は、シンガポール特有の事情が影響していることも考えられるが、イケアの“資源を無駄にしない”サステナブルな取り組みがユニークな形で世間に伝わった。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。