2050年までにカーボン・ニュートラルを目指すデンマークが、洋上風力発電の拠点となる「エネルギー島」を建設する計画を2020年5月に発表した。エネルギー島の建設により、洋上風力による電力供給量が1.7GWから最大10GWにまで増加する見込みである。また周辺諸国への電力の融通も可能となったのもポイントで、エネルギーの輸出を通した周辺諸国のグリーン化に期待がかかる。