2050年までにカーボン・ニュートラルを目指すデンマークが、洋上風力発電の拠点となる「エネルギー島」を建設する計画を2020年5月に発表した。エネルギー島の建設により、洋上風力による電力供給量が1.7GWから最大10GWにまで増加する見込みである。また周辺諸国への電力の融通も可能となったのもポイントで、エネルギーの輸出を通した周辺諸国のグリーン化に期待がかかる。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。