メニュー表はなく、コース料理のみを出しているレストラン。自分たちで育てている野菜は、同じ野菜でも、育ち具合や熟し方によってベストな調理法や食材の組み合わせが変わってくるため、その日最高においしいと思うものを、最高においしい食べ方で食べてもらうことを考えているという。自分たちで生産できない肉や魚などの食材は、地元の生産者から仕入れて地産地消を徹底。フードマイレージをゼロに近づけ輸送にかかるエネルギーを削減することで、環境負荷を減らしながら、食材の鮮度や栄養価も保っているのだ。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。