暗号資産業界の脱炭素化を目指すイニシアチブ「Crypto Climate Accord(暗号資産気候協定)」が発足した。暗号資産の需要が高まりに伴うエネルギー消費の問題が背景にある。暗号資産の取引の承認作業である「マイニング(採掘)」には、大量の電力を消費し、たとえば中国では石炭による火力発電を用いられてきたという。パリ協定の理念に基づき、暗号資産と金融業界が協力することで、グローバル金融の持続可能な未来の構築を目指す。
リサーチャー, Vienna
イギリスの大学院で戦争学、国際関係学を学ぶ。欧州在住フリーライター。EUの政策・規制、経済、産業、政治、環境リサイクル分野での執筆活動および調査に携わっている。趣味は旅行・油絵・書道・犬の飼育・ワイン(飲酒)。